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巻き戻しなしのテープデバイスファイルについて

 
H_Ka
時折のアドバイザー

巻き戻しなしのテープデバイスファイルについて

いつもお世話になっております。

以前「DATの読出しエラー」の件で質問させていただいた者です。

前回の質問以降にエラーになる原因と推測される現象が明らかになりましたので、新規の質問をさせて頂きたいと思います。

DDS3のテープに巻き戻しなしのデバイスファイル"/dev/rmt/?mn"(?はテープのデバイス)を使用してテープにいくつかのアーカイブをtarコマンドで連続作成しました。(後ろに追加するイメージです) 今度はそのテープをtarコマンドで先頭のアーカイブから順次参照するのですが、不特定の位置でテープが先頭に巻き戻ってしまっています。

正常な挙動としては読出した位置でテープは固定されているはずなのですが、原因が分かりません。また、同じ環境にある別のマシンのテープドライブは同じ手順を実行しても途中で巻き戻ることはありません。このような現象を経験された方いらっしゃいましたら、対策をご教示いただけませんでしょうか。よろしくお願いします。
1件の返信1
H_Ka
時折のアドバイザー

巻き戻しなしのテープデバイスファイルについて

自己レスです。

本件の原因が判明しました。

現象の発生するマシンのテープデバイスには例外なくJP1/Veritasというバックアップ用ソフトがインストールされており、このソフトの設定で本来バックアップで使用するDLTやLTOの装置以外にDATドライブも使用するデバイスとしていたことが原因でした。

JP1/Veritasの詳細な内部仕様は不明ですが、支配下にあるデバイスに一定の間隔で信号を送っており、そのタイミングでテープの巻き戻しが起こっているようです。

問題のマシンでJP1/Veritasのプロセスを停止させてDATの操作を行うと勝手な巻き戻しは発生しませんでした。

JP1/VeritasのサポートからもDATとの競合は有り得るとの回答をもらっており、今後DAT操作時はJP1/Veritasプロセスを停止させるという運用を行いたいと思っております。