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pvdisplayの結果について

 
So_K
アドバイザー

pvdisplayの結果について

お世話になっております。

ハード障害で色々と調査していたところ

vgdisplayの結果で気になる点がでてきました。

以下結果の

Cur PV 4

Act PV 3

が不一致なのは大問題でしょうか?

物理的にはスロット3つで

ディスクは3つです。

最新のmake_recoveryからリストアしようとしたところ

うまく完了しなかったので

もしやと思い、質問させていただきます。

一つ思い当たるのは交換した際に

c3t4d0を想定したが、ことなる値に

なったので再度付け替え、

OSがそのだぶった分をカウントしているのかな?

というところです。

回答お待ちしております。

#vgdisplay /dev/vg00

--- Volume groups ---

VG Name /dev/vg00

VG Write Access read/write

VG Status available

Max LV 255

Cur LV 11

Open LV 11

Max PV 16

Cur PV 4

Act PV 3

Max PE per PV 2500

VGDA 6

PE Size (Mbytes) 4

Total PE 3069

Alloc PE 2991

Free PE 78

Total PVG 0

Total Spare PVs 0

Total Spare PVs in use 0
10件の返信10
rawsq
貴重なコントリビューター

pvdisplayの結果について

# strings /etc/lvmtab



# vgcfgrestore -f /etc/lvmconf/vg00.conf -l

と入力したときvg00内のディスクは4本表示されるでしょうか。

もし3本しかないのなら、問題かもしれません。(整合性が取れていない)

So_K
アドバイザー

pvdisplayの結果について

レスありがとうございます。

strings /etc/lvmtab

の結果は3本です。

vgcfgrestore

これ、このまま入力して大丈夫ですか?
rawsq
貴重なコントリビューター

pvdisplayの結果について

>vgcfgrestore

>これ、このまま入力して大丈夫ですか?

今回紹介した-lオプションを利用した場合は、-fで指定したLVM構成情報のバックアップである/etc/lvmconf/vg**.confから情報を読み取り、内容を表示するだけです。

ディスクへの書き込みはありませんので実行しても大丈夫です。(man vgcfgrestore参照願います)

心配なら

# strings /etc/lvmconf/vg00.conf

でLVM構成情報からASCII情報を抽出するだけでもvg00の構成情報(pvに関する情報)が取得できると思います。
So_K
アドバイザー

pvdisplayの結果について

レスありがとうございます。

以下の通り、結果は3本でした。

まずいですか?

#vgcfgrestore -f /etc/lvmconf/vg00.conf -l

Volume Group Configuration information in "/etc/lvmconf/vg00.conf"

VG Name /dev/vg00

---- Physical volumes : 3 ----

/dev/rdsk/c3t6d0 (Bootable)

/dev/rdsk/c3t4d0 (Non-bootable)

/dev/rdsk/c3t5d0 (Non-bootable)
rawsq
貴重なコントリビューター

pvdisplayの結果について

カーネルがメモリ内に保持しているLVMの構成情報と実際の構成情報に差異があります。

これ以上LVM構成情報を変更しないのなら(lvextendやvgextend、lvreduce等々)しばらく動くかもしれませんが、LVM構成情報を変更するような操作を行う(発生する)とこの不一致がさらに大きな問題になるかもしれません。

幸い技術情報ツリーから同様の現象が検索できましたので、一度内容をご確認いただいたほうがよいと思います。

ドキュメント番号:jnav000275

タイトル:

URL:

N.Hanyu
貴重なコントリビューター

pvdisplayの結果について



私も同じような事象になったことが、

ミラーディスク障害復旧時にありました。

 今回のケースの場合、c3t4d0が、いらない情報で

あることが分かっていると思うので、

# vgreduce -f /dev/vg00

 にて、この状況は回避できます。
So_K
アドバイザー

pvdisplayの結果について

レスありがとうございます。

以下の根拠は何でしょうか?

> 今回のケースの場合、c3t4d0が、いらない情報であるこ

> とが分かっていると

--- Physical volumes ---

PV Name /dev/dsk/c3t4d0

PV Status available

Total PE 1023

Free PE 0

Autoswitch On

PV Name /dev/dsk/c3t5d0

PV Status available

Total PE 1023

Free PE 78

Autoswitch On

PV Name /dev/dsk/c3t6d0

PV Status available

Total PE 1023

Free PE 0

Autoswitch On

rawsq
貴重なコントリビューター

pvdisplayの結果について

このようなAct PVとCur PVに不一致が生じる代表的なケースは以下のパターンが考えられます。

(詳しくは技術ツリー内を参照してください)

0.あるVGが4本で構成されているとします。

1.そのVG内のPVにハード障害が発生して物理的にアクセスできない状態となる。

2.上記の状態でvgscanを実行

3.ハード障害が発生したPVはvgscanによってアクセスできないため、vgscanによって新たに構成された/etc/lvmtabファイルにはそのPVの情報が反映されない。

4.このファイル(/etc/lvmtab)を利用して起動すると、カーネルはlvmtab内のPVのみをアクティブにしようとする。

5.Act PVは3本となるが実際のPV上のVGRAにはCur PV=4と記録されているためVGがアクティブになる際、ディスクから読み取ったVGRAの情報と矛盾する。

つまり

# strings /etc/lvmtab

では3本だが

# vgcfgrestore -f /etc/lvmconf/vg00.conf -l

だと4本になると思います。

この場合の復旧は(今回はvg00なのでLVMメンテナンスモードを利用する必要があります)

1.物理的に損傷を受けたディスクを交換

2.vgcfgrestoreにて交換したディスクへLVM構成情報復元

3./etc/lvmtabに矛盾があればvgexport,vgimportにて再作成

(->再インポートにてディスク上のLVM構成から/etc/lvmtabを復元。

ディスク上のLVM構成は正しいといえる場合に実行。)

4.この時点で/etc/lvmtab内のPVは4本に復元され、vgcfgresotre -f /etc/lvmconf/vg00.conf -lにて示される値と一致する(はず)。

となりますが、今回はvgcfgrestoreでの本数も3本なんですよねぇ。

これはつまりLVM構成情報としてもCur PV=3と記録されていることを示します。

今回の状態が発生した経緯がいまいち読めませんが、

>一つ思い当たるのは交換した際に

>c3t4d0を想定したが、ことなる値に

>なったので再度付け替え、

という現象の後、

make_recoveryにてバックアップを取得/リストアを行った。

ということでしょうか?

なんにせよ、すでに指摘されたとおり

# vgchange -f /dev/vg00

で解決できれば良いのですが。と、いうところです。

ちなみにもし

# vgcfgrestore -f /etc/lvmconf/vg00.conf.old -l

の出力結果が4本であるなら、価値のあるファイルなので

# vgchange -f /dev/vg00

をたたく前にこのファイルのバックアップを取っておくと良いかもしれません。

# cp /etc/lvmconf/vg00.conf.old /tmp/vg00.conf.old
rawsq
貴重なコントリビューター

pvdisplayの結果について

間違えました。

># vgchange -f /dev/vg00

# vgreduce -f /dev/vg00

ごめんなさい。