書籍「Docker 実践ガイド」 （古賀政純 著）が出ました。

[Masazumi_Koga]

2015年12月17日（木）に発売された書籍「Docker 実践ガイド」は、日本ヒューレット・パッカードのオープンソース・Linuxテクノロジーエバンジェリストの古賀政純が執筆を手がけた実践ガイドシリーズ第2弾です。Dockerにまつわる最新情報をこの1冊で知ることができます。Dockerは、欧米の先進的な企業や日本のサービスプロバイダー企業で大流行しているオープンソースのコンテナ管理ソフトウェアです。Dockerは、日経BPの「ITインフラテクノロジーAWARD 2015」のグランプリを獲得しており、世界的にも非常に注目を浴びているオープンソースソフトウェアの一つです。今回のDocker実践ガイドのポイントは以下のとおりです。

• 書籍のポイント

・導入前の検討項目、留意事項、従来の仮想化基盤との比較

・連載記事では紹介しなかったDockerの周辺ソフトウェア群の具体的な構築手順、使用法

・複数の物理サーバーで稼動するコンテナ間の連携、スケールの具体的な手順

・コンテナ専用OS、GUIツールの導入・使用法

• 書籍の主な内容：

• コンテナ環境の導入、設定 ：Dockerのインストール、設定、パラメータ
• 仮想化からの移行：KVM to Docker
• バックアップ：export/import/save/load
• コンテナの管理基礎：コンテナの稼動、状態確認、イメージ作成、削除手順
• ボリューム・データ管理：ボリュームの共有、データ専用コンテナ
• 自動化：Dockerfile、LAMP構成の構築例
• 資源管理：CPU、メモリ、ディスクI/Oの制限
• クライアント利用：デスクトップ利用、DVDドライブの利用、音声再生
• GUIアプリの稼動：コンテナにおけるVNCの利用
• ネットワーキング：リンク機能、docker network + consul
• コンテナ連携：Docker Swarm、Docker Compose、Docker Machine
• GUIツール：DockerUI, Shipyard, Rancher, Weave Scope
• オーケストレーション：Kubernetes/etcd/flannel
• コンテナ専用OS：Atomic Host, CoreOS
• コンテナ専用OSのGUIツール：Panamax
• クラスタ環境でのジョブ投入 ：Apache Mesos, Marathon, Chronos

Dockerにまつわる最新のエコシステムの具体的な構築手順や使用法を学ぶことができる1冊です。是非、「Docker 実践ガイド」で、コンテナの世界に飛び込んでみてください。

Masazumi Koga (Twitter: @masazumi_koga)