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Superdome Xを分割して使う!物理パーティションnPartitionとは?

shingoyamanaka

Superdome Xは大きすぎる!という声をよくいただきます。でもですね、別に1台のサーバーとして使わなくてもいいのですよ。このサーバー、仮想化なんて使わなくても、中を細かく分けて複数のサーバーとして使うことができるのです。今日はこの、物理パーティション、nPartitionのご紹介です。

 

nPartitionは「エヌ・パーティション」と呼びます。物理パーティションとも呼んでおります。この機能は、Superdome Xの中身を物理的に分割することが可能です。

-1ブレードにはCPUが2個搭載

-1エンクロージャーには8ブレードが搭載可能

-nPartitionの最小構成単位は1ブレード (2CPU)

8枚のブレードを1パーティションにして16CPUの超大型サーバーとして使うことも出来ますし、1ブレード (2CPU) ごとにパーティションを作り、8パーティションにすることも可能です。これだと、8台のサーバーを統合することになります。

その他nPartitionの特徴です。

-ブレードは1枚単位で購入可能。すっかすかエンクロージャーも作成可能。

-同一パーティション内は同じ種類のCPUで揃える必要あり。しかしパーティションが異なれば、同一エンクロージャー内でも、違う種類のCPUが利用可能。

-電気的にもパーティション間は分離されているので、nPartition毎に電源ボタンが存在。他のパーティションがブルースクリーンで落ちても、他のパーティションに影響なし。

-ネットワークやSAN FCもブレード毎に分離されている。(逆に複数パーティションで単一のネットワークカードを共用といったことは不可能)

-パーティション内をさらに細かく分けたい場合は、VMwareやHyper-Vなどの既存の仮想化技術が利用可能。

どうでしょうか、これだけ分離できていれば、複数の物理サーバーを仮想化つかわずに、そのままの統合可能です。しかも信頼性はピカイチ。

このnPartitionという技術は、古くはHP-UXの時代から採用されている技術で、約15年近く、止まってはいけないミッションクリティカル領域で使われてきた、実績と歴史を兼ね備えた技術です。仮想化もいいですが、たまにはこんな古風な統合もいかがでしょうか?

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作者について

shingoyamanaka

2003年よりHP BladeSystem, HP Superdomeの日本でのプロダクトマネージャーを務めた後、2012年から4年間、日本を含めたアジア地区のSuperdome X Product Managerを務める。2016年12月から、日本ヒューレット・パッカードの総合エバンジェリストに就任し、様々な製品を紹介。2017年11月より、ハイパーコンバージド製品の日本でのプロダクトマネージャー(製品責任者)。自称ハードウエアオタク。