HPE Blog, Japan
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ハイパーコンバージドの検証環境貸出サービス ~ VMware vSAN

 

こんにちは、テクノロジーエバンジェリストの小川大地です。

私の担当する仮想化・統合インフラ分野では、2017 年も引き続き「ハイパーコンバージド」が大きなトレンドの1つとなっています。

 「トレンド」はビジネスチャンス。競合製品はもちろん、オリジナルに無い機能を搭載したり、別の角度から切り込んだ亜種など、たくさんの企業・製品が参入してくるものです。

みなさんはハイパーコンバージドをどう定義していますでしょうか。

  • サーバーにストレージ機能を組み込んだ、SAN ストレージ要らずの仮想化インフラ?
  • Web スケール技術で、まるで積み木のように追加増設していける仮想化インフラ?
  • 2U の筐体に 4 台のブレード型サーバーを収容した省スペース仮想化インフラ?

 

simplivity_250-64.jpgHPE SimpliVity もうすぐ国内投入開始!


HPE も、需要の高まるハイパーコンバージド分野に対して様々な製品やソリューションパッケージを投入しています。例えば、1 月に買収を発表させていただいた SimpliVity 。

HPE、SimpliVity買収を発表、成長するハイブリッドIT産業のリーダーとしてのポジションを更に強化(HPE)
速報: HPE、ハイパーコンバージドシステムのSimpliVityを6.5億ドルで買収へ(ITpro)
HPE、ハイパーコンバージドインフラのSimpliVity買収を発表(ZDnet)

  

SimpliVity は日本法人が無かったこともあり、国内では正直「知る人ぞ知る」的な製品でした。

しかし、今回の買収をきっかけにその存在や製品特長・機能が国内でも知られるようになり、パートナー様だけでなく、エンドユーザー様からも「待ち遠しい」といったお言葉をいただいています。

製品開発状況をお伝えすると、現在 ProLiant サーバーや Smart Array 上での動作など、技術的な最終チェックを行っている状況です。日本でもマニュアルの整備や各種ローンチ準備を進めています。近々パートナー様へのトレーニングも順次始まりますのでご期待ください。

 

HPE のハイパーコンバージドインフラ ポートフォリオ

下記のスライドは、HPE のハイパーコンバージドインフラ(HCI)のポートフォリオです。

HC_Portfolio.png

 
先ほどの SimpliVity はアプライアンス型、HCI Appliance (HCI-A) にカテゴライズされます。プリインストール型で提供され、内部設計なども完了した状態で納品されます。

米国では「家電」のことをアプライアンスと訳します。アプライアンス型ハイパーコンバージドも、言葉どおり、ケーブルを挿して初期セットアップを行ったらすぐに使い始められるということです。

 

ソフトウェア単体提供型のハイパーコンバージド

アプライアンス型とは違い、単体提供されている HCI ソフトウェアを利用し、SI 実装でハイパーコンバージドを組む方法もあります。最も有名なソフトウェアは VMware vSAN でしょう。単体販売と言えるかは微妙ですが、Windows Server 2016 の新機能である Storage Spaces Direct (S2D) も同カテゴリと言えると思います。

こちらの特長は、セットアップウィザードを通じて「一定品質」で構築されるアプライアンス型と違い、SIer の腕次第でフルカスタマイズに・柔軟に仕上がるところがあります。

 なかなか自由が効いて便利そうですが  デメリット も。

HPE20160720055 2704.jpgアプライアンス型のハイパーコンバージドと違い、ソフトウェア単体提供型ではパーツ選びやサイジングもすべて自分で行わなければなりません。注文住宅で家を建てる際に「ドアノブ1個1個から選ぶ」と言いますが、正にそんな感じです。

システム構成図などを見ていただくと分かりますが、選択できるパーツは山のようにあります。しかも、システム構成図に掲載されているパーツは実は全てではないんです。途方を暮れてしまう方のために、VMware vSAN Ready Nodes のようなおススメ構成なども用意されています。

 

そして最後の関門が「実機検証」(PoC = Proof of Concept) 。

普通のサーバーをベースにするのは良いですが、「サーバー×3台以上」「SSD入り」「10G イーサーネット」など、『マシンルームに転がってたよ、あれで試せば?』といった、気軽に検証できるものではないのが難しいところです・・・。

そんな中、VMware ディストリビューターで知られる Networld さんが、vSAN の PoC 検証環境の貸出サービスを実現してくれました! vSAN のデファクトスタンダードになりつつある HPE ProLiant Gen9 サーバーはもちろんのこと、以下のような柔軟な構成で比較検証することも可能だそうです。

  • All Flash (SSD) vs. Hybrid (SSD+HDD) 
  • 10GSFP+ vs. 10GBase-T
  • NVIDIA GPU vs. AMD GPU vs. GPU 無し

 

貸出サービスの詳細を伺いたい方は下記セミナーまでお越しください。
私も少しお時間をいただき、お話しさせていただく予定です。

 


 

vSAN 検証ならネットワールドにお任せ!POCサービス始めましたセミナー

主催: 株式会社ネットワールド
協賛: ヴイエムウェア株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社

東京開催:  2017.04.07(金) 16:00~17:55(受付開始15:30~)
大阪開催:  2017.04.11(火) 16:00~17:55(受付開始15:30~)

参加費: 無料

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作者について

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サーバーカテゴリのエバンジェリストです。 ハードウェアメーカーとしてのHPEの情報を不定期にお伝えします。