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教育や学習のデジタル変革 ~ オンラインによる無限の学びの機会
教育や学習のデジタル変革
多くの業界や企業がビジネスモデルや業務プロセスを革新し、新しい顧客体験や製品・サービスを生み出すためのデジタル変革に取り組んでいます。この状況の中で、もっとも身近で多くの人が恩恵を受け、効果を肌で感じることができるのが教育や学習など、学びのデジタル変革ではないでしょうか。この一年、COVID-19がその流れを加速したとも言えます。
教室などに通い対面でのクラス受講という形から、リモートでのオンライントレーニングシステムを使って、いつでもどこでも自分のペースにあわせて、さらに低価格で学びを進めることができるようになりました。
また、我々の取り巻くビジネスや社会環境も変化が激しく、常に新しい知識やスキルを獲得する必要性に迫られており、リモートワーク環境の整備とも相まって、Skilling, Reskilling, Upskilling というキーワードが海外の産業界でもうたわれています。 (一例 The future of work: Reskilling and remote working to recover in the next normal)
私が従事するマーケティングの仕事もこの10年の間にデジタル化が進み、それまでにはなかった新しいデジタルマーケティングの知識やスキルが求められるようになりました。 また、データドリブンなマーケティングという名のもと、デジタルマーケティングで得られる多種多様なデータを駆使して新たな洞察や施策を生み出していくことが求められています。
弊社でも Accelerating U という数多くのオンラインを中心とした社内トレーニングが用意されていますが、さらに社外のデジタルマーケティングのコースなどを受講することが求められ受講しています。
一方で、ビジネスや仕事を離れた観点でも、自分の好きなことや興味のあることを学び続けることは世界を広げ、人を成長させて自信を持たせてくれるものであり、人生100年時代にあって生涯学習は重要なキーワードとなります。
このようなビジネスや社会的な背景とテクノロジーの進化が、教育や学習のデジタル変革を加速する要因になっているものと思われます。
オンライン学習の機会
昨今では、学生はもちろんのこと、社会人にも多くのオンライン学習の機会が、広く安価に提供されています。 オンラインセミナーやウェビナーなどもトレンドや旬な話題を知るための手軽な機会かと思いますが、やはり何かのテーマを体系的に学ぶためには学習コースへの参加が役立ちます。
その一つとして有名なものに大規模公開オンライン講座(MOOC=Massive Open Online Course)があります。 オンラインで多くのコースが無償で提供され、希望者は有料で修了証を取得できます。 世界トップクラスの大学・機関によってさまざまなコースが提供されており、主要なものにスタンフォード大学などが提供する 「Coursera」とMITやハーバード大学などが参画する 「edX」 などがあります。大学だけでなくIT企業やコンサルティング会社などもコースを提供しており、学生だけでなく社会人の学びの場としても最適です。
前者の Coursera を例にとると、こちらは2012年にスタンフォード大学のアンドリュー・エン准教授とダフニー・コラー教授の2人によって設立されました。現在は 200以上の大学や企業と提携し、5,100以上のコースが提供され、これまでに7,700万人以上が利用しています。
また、Coursera の Impact Report 2020 に関するブログによりますと、コロナによる新たな日常に適応するために多くの参加や登録があり、昨年の3月中旬以降 2,100万人以上がCourseraに参加して前年同期比で353%の増加、また、その間 5,000万人以上のコース登録があり前年同期比で444%の増加となったそうです。
学習者数のトップ5は、米国、インド、メキシコ、中国、ブラジルの順であり、学習人数の増加率のトップ5は、バングラデシュ、タイ、カザフスタン、アルゼンチン、フィリピンとのことで世界中からの利用があることがわかります。英語がベースため日本がいずれのランキングに入ってないのは残念ですが、世界各国の学習意欲の高さが印象的です。
また、Courseraは3月31日に上場を果たし、その企業価値は5,000億円以上と報道されています。このことからも教育のデジタル変革やオンライン学習の価値の大きさを知ることができます。
この上場の日に寄せた共同創業者のアンドリュー・エン准教授のブログには、創立当初の理念などが下記のように書かれていました。(文中はいくつ途中省略している箇所があります)
『子供たちに明るい未来を築くために何ができるかを考えたとき、最も重要なのは教育の基盤を作ることです。なぜなら、教育は知識だからです。そして、知識は人類の進歩です。Courseraの最初のコースとなった機械学習のコースを作ったことを覚えています。金曜日の夜、友人と食事をした後、オフィスに戻って午前3時までビデオを録画していたことが何度もありました。一人で部屋に座ってウェブカメラに向かって話し、何千人もの学習者を助けるために自分が小さな役割を果たしていることを知り、特権的で謙虚な気持ちになりました。 もちろん、Courseraはすぐに一人の教授とウェブカメラよりも大きな存在になりました。
誰もが生涯学習者であるべきであり、誰もが学習によって人生を変える機会を持つべきなのですから、これからもより多くの学習者に手を差し伸べていきたいと思っています。
教育の使命は大きなものです。すべての人の可能性を最大限に引き出すことができれば、人類を前進させることができます。』
オンライン学習体験記
私自身も在宅勤務により通勤時間が浮いたのを機に、昨年の8月から10月までの3ヵ月弱、前述の Coursera 共同創立者であるスタンフォード大学 アンドリュー・エン准教授が Courseraの最初のコースとして開発した機械学習のコースを受講してみました。 データドリブンのマーケティング時代に必要となるデータサイエンスの知識を得ること、その第一歩として機械学習の基礎を体系的に学習してみたかったというのが動機の一つです。 また、教育や学習のデジタル変革やその価値を、このコースの受講を通じて体感することができました。
こちらは11週のコースとなっており、毎回アンドリュー先生の動画による講義と、課題提出や小テストがありすべてがオンラインで完結します。 課題は Matlab と互換性のある Octave というプログラミング言語を使ったもので、オンラインでプログラミングを行って提出し、結果もオンラインでわかります。講義は英語ですが日本語字幕で見ることが可能で、講義資料もPDFでダウンロードでき、さらには、わからないところを聞いたり議論したりできるコミュニティディスカッションフォーラムが用意されています。
デジタル変革でよく言われる、非常に優れたユーザーインターフェースや顧客体験を経験することができました。 また、このような非常に入念に設計開発されたコースがなんと無料で受講できるというのが驚きであり、革命的であると感じました(なお、修了証明書を申請する場合は一万円弱の費用がかかります)。
下記が11週にわたる講義内容でしたが、アンドリュー先生の教え方が大変素晴らしく、ほとんど前提知識が無くても直観的な理解を促してくれ、学習を継続することができました。
- 機械学習の概要 (線形回帰 - 単回帰、線形代数の復習)
- 線形回帰 – 重回帰
- ロジスティックス回帰と正則化
- ニューラルネットワークの概要
- ニューラルネットワークの実践
- 機械学習を適用するためのアドバイスとシステム設計
- サポートベクターマシン(SVM)
- 教師なし学習 – K平均法と次元削減
- 異常検知とレコメンドシステム
- 大規模機械学習
- 適用例 : OCR による画像認識
本格的なオンライン学習をはじめて受けた感想としては、モチベーション維持がそれなりに大変なので、好きな科目を選ぶことや短時間でも定期的に続けること、修了証明書の獲得などを目指してやると良いと感じました。
また、学んだことを実際に生かす、特に日々の仕事で生かすことができれば素晴らしく、インプットとアウトプットを意識した学習が重要と感じました。 私の場合は、日々のマーケティング業務をデータドリブンなものにできればと思い、学んだことのアウトプットとして下記のブログを書いてみました。
HPEにおける教育サービス
話は少し変わりますが、AIやクラウド、IoTなどテクノロジーの変化は速く激しく、IT業界やそこで働くエンジニアやコンサルタント達もその影響を大きく受けています。 仮想化やコンテナーなどの新しい技術の習得や、データサイエンスやITILなどの資格取得など、日進月歩の中で効率的で体系的な学習、スキル習得が求められています。
このようなニーズに応えるため、HPEでもIT分野をリードしているグローバル企業のメリットを最大限に活かし、最先端のIT技術トレーニング300コース以上を日本で提供しています。当社製品だけでなく、パートナー製品、オープンソースまで最先端のIT技術トレーニング、ITサービスマネジメント、データセンター、クラウドといったITマネジメントに関わるトレーニングも豊富に提供しています。
また、現在の社会情勢のニーズに応えるためHPE ライブオンライン研修もご提供しています。
HPE ライブオンライン研修はインターネットを使ったオンライン研修です。場所を選ばずに、演習を含め全ての研修項目を、教室での受講と同じ高いレベルで受講する事ができます。また、研修場所への移動の必要が無く貴重な時間の節約にもなります。
HPE ライブオンライン研修の特徴
- 従来の対面式のインストラクター主導のトレーニングセッションと同じ高品質のトレーニングを受けることができます
- 最先端の仮想コラボレーションツールを利用することができます
- オンライン通話、グループチャット、フォーラム、インスタントメッセージングを介して、インストラクターや他の受講生とリアルタイムで対話することができます
- ハンズオン演習についても従来の対面型トレーニングと同様に体験できます
- 従来の対面式トレーニングセッションと同じ高品質のテキストを受け取ることができます。テキストは、製本(紙)の場合と電子テキストの場合があります。コースによって異なります。詳しくは各コースのWebサイトをご参照ください。
4月28日(水) 11:00 から下記のオンラインセミナーを開催しますので是非ご参加ください。
- エキスパートが語る、ニューノーマル時代のIT教育
- 将来に向けてハイブリッドなワークプレイスへの移行が進む今、eラーニング エキスパートがトレーニングの新たなアプローチを解説します。
- 有能なIT担当者への投資を有効に活用すべく、それぞれのニーズに応じたカスタマイズ型トレーニングをIT担当者がどこでも受講できる環境を整備するには?
- 継続的にトレーニングを受講できる環境を整備するには?: いつでも、どこでも、HPEが提供する各種テクノロジーや業界注目のトピックについてインストラクター主導の仮想型トレーニングをas a serviceで受講
寄稿者
久保 耕平
Hewlett Packard Enterprise において、ヨーロッパ、アジア・太平洋地域のインダストリ・ワークロードマーケティングチームに所属し、HPEのエッジからクラウドまでのソリューションを推進
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