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【連載】導入前のアドバイス - HPEサーバーメリット③:監視
この記事は2020年12月に更新されました
皆様こんにちは、日本ヒューレット・パッカードでサーバーインフラ・仮想化技術関連のPresalesを担当しております、橘です。
「導入前のアドバイス」シリーズということで、随時記事を投稿させていただきます。
これまでの記事のまとめはこちら
今回はHPEサーバーメリット③監視編ということで、HPE ProLiantサーバーの監視についてご紹介いたします。
~HPE ProLiantサーバー監視の全体像~
サーバー監視と一口に言っても、監視するサーバー台数の規模やどんなステータスを見たいかにもよって何を使用すればよいかは変わってきます。そこでまずは全体像を把握し、サーバーの機能ではここまでできる、このツールを入れるとこんなことができるようになるというところをご紹介いたします。
以下がHPE ProLiant サーバーの監視体系全体像です。
個別のサーバーの監視であればiLO単体でも可能です。Web GUIでの監視はこちら、コマンドやAPIを用いた監視はこちらの記事でもご紹介していますので、詳細はリンク先をご覧ください。
今回は、個別のiLOで監視するにはサーバー台数が多い環境の場合や、監視を補助する機能やアプライアンスの紹介をしていきます。
複数iLOの 情報を一括表示する iLO Federation機能
まずはiLO Federationです。
iLO Federationは、マルチキャスト検出やピアツーピア通信によってiLO Federation内のシステム間通信を可能にしています。これにより、一つのiLOの画面から他のiLOのサーバーを監視することができる機能です。ヘルスステータスを一覧で把握することができる他、複数台まとめての仮想メディア接続や電源操作、電力設定の変更、ファームウェアのアップグレード、ライセンスの適用といった操作も可能です。
10グループ、1000台まで見ることが可能なのですが、一台のiLOの画面に複数のiLOの情報を映す関係上、「監視」という観点では数台~10台くらいまでが現実的かと思います。
iLO Federationは標準ライセンスでも利用可能ですが、一部の管理機能はiLO Advancedライセンスが必要です。iLO Federationのライセンス別で利用可能な機能の詳細については下記をご覧ください。
https://h50146.www5.hpe.com/lib/products/servers/proliant/manuals/880724-193_ja.pdf
大規模サーバーの監視はHPE OneView, HPE OneView Global Dashboardで!
では、さらに大規模なサーバー環境の監視はどうすればよいでしょうか?
そこで登場するのがHPE OneView, HPE OneView Gloval Dashboardです。
サーバー単体ではiLO、複数台(~1024台)の監視にはHPE OneView、それを超えるさらに大規模なサーバー環境の監視にはHPE OneView Global Dashboardという位置づけになっています。1台のフレームに複数のサーバーノードを搭載可能なコンポーザブルインフラであるHPE Synergyでは、このOneViewを用いた監視が必須となっており、フレーム単位でサーバーを監視することが可能です。もちろんそれぞれのSynergyサーバーにもiLOが搭載されており、iLO経由でそれぞれの情報を見ることもできます。詳細はこの後の章で説明します。
無料仮想アプライアンスのiLO Amplifier Pack
続いてはiLO Amplifier Packです。こちらは仮想アプライアンスとして提供されているもので、VMware ESXi, Windows Hyper-V, Linux KVM上で動作します。1台の仮想アプライアンスで最大10000台ものサーバーをサポートし、インベントリ情報を収集します。また、ファームウェアやドライバーのメンテナンスの簡素化にも貢献し、Service Pack for ProLiant (SPP)と連携することで複数のサーバーに対してまとめてファームウェア/ドライバの適用が可能です1。AI主導型運用のサービス「HPE InfoSight for servers」とサーバー機器をつなぐ中継役も果たします。
#InfoSight for serversの詳細についてはこちら(別記事)をご覧ください。
ここまで機能がありながらも、アプライアンス自体は無料で提供されているので、ぜひご利用いただければと思います!
1 一部機能はiLO Advancedライセンスが必要です。
~HPE OneViewでSoftware-Defined Data Centerを実現~
HPE OneViewに関しては先ほどもちらっと触れましたが、複数のサーバーを監視することができます。今回は「サーバーメリット」と書いていますが、サーバーだけでなく3PAR, Nimble, PrimeraといったHPEストレージのボリュームの切り出しやアタッチメント、HPE Virtual Connectといったファブリックモジュールの接続の監視も可能です。
OneViewはiLO Amplifier Packと同様に仮想アプライアンスで提供されており、VMware ESXi, Windows Hyper-V, Linux KVM上で動作します。主な機能としては、ダッシュボード管理や物理構成/ネットワーク構成を見る可視化するマップビュー、プロファイル管理による機器設定の簡素化などがあげられます。特に複数の機材をお持ちのお客様にとって、物理構成やネットワーク構成が見れるマップビューは役に立つのではないでしょうか。
OneViewのメリットは監視だけにとどまりません。
各種オープンソースや VMwareといった主要なソフトウェアベンダーとのプラグインも多数開発が進んでおり、OneView自体もAPIに対応することでハードウェアとソフトウェアをつなぐハブの役割を果たしています。自動化目線では、OneView管理が必須のHPE Synergy用のAnsible Playbookが公開されています。従来の監視からより生産性を上げていく方向にシフトしていく上で、OneViewエコシステムの広さは重要な意味合いとなってくるでしょう。
~SIMをお使いの皆様はOneViewへの移行を!~
昔からHPEサーバーをご利用いただいている方にとっては、ここまでのご紹介で何か違和感を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。そう、HPE Systems Insight Manager (SIM)がここまで登場してきていません。分社前のHP時代から20年近くサーバー監視ツールの中心を担ってきたHPE SIMですが、近年ではOneViewの台頭により移行が進んできています。
まだSIMをお使いの方は是非お早めにOneViewやその他の監視ツールへ移行いただければと思います!
参考
iLO Amplifier Pack 1.70 ユーザーガイド(2020年7月発行) https://psnow.ext.hpe.com/doc/a00100271ja_jp
OneView 5.4 ユーザーガイド(英語) (2020年9月発行) https://psnow.ext.hpe.com/doc/a00101856en_us
ご使用のサーバーの規模に合わせて最適な監視ツールを選択いただければ幸いです。
次回はHPEサーバーメリット④ということでHPE ProLiantサーバーのセキュリティについてご紹介いたします。
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