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【連載】HPE ProLiantがハイブリッドクラウドのインテリジェントなコンピューティング基盤となる10の理由①:ワークロードの最適化

こんにちは、HPEでプリセールスをしております髙木嶺(たかぎりょう)です。

入社から11ヶ月が経ち、もうすぐ2年目を迎えようとしております。HPE ProLiantの知識はついてきましたが、まだまだ勉強中の段階です。

私は主にHPE ProLiantハードウェアと、HPE OneView、HPE InfoSight for Serversのような管理・監視ソフトウェアを担当しており、最近はお客様やパートナー様にご紹介させていただく機会も増えてきました。

今回より3パートに分けて、「HPE ProLiantがハイブリッドクラウドのインテリジェントなコンピューティング基盤となる10の理由」と題して、新卒コンビの髙木、野井がご紹介いたします!

今回から投稿するブログは、HPE ProLiant Gen10以降を対象とした説明になります。

今回はパート1として、「ワークロードの最適化」に関連する3つの理由をご紹介できればと思います。

このブログは、こちらの資料をベースとしたものになります。より詳しい内容を確認される場合はアクセスください。

10 points.png

初めの3つの理由を紹介する前に、そもそもなぜこの「10の理由」がポイントとなってくるのかの背景について説明いたします。現在多くの企業が多様なデータを大量に持っており、それらを複雑なワークロードに使用する必要があります。また時代も以前と比べて変化し、IT運用がより高速かつ大規模になり、それらにできるだけ早く対応していかなければなりません。

それではここからワークロード最適化に役立つ機能やサービスを3つ紹介します。

 

ワークロードの最適化

そもそもなぜワークロードを最適化させる必要があるのでしょうか?

企業のビジネスの成果を向上させ、無駄な時間を省きたい場合に重要となってくるのがワークロードのパフォーマンス、効率の最適化になります。多くの企業はこの「最適化」を実現するために今までの考えをもとに工夫してきましたが、大きな効果が表れたとは言えません。HPEでは様々なワークロードに対するエンジニアのノウハウや、経験、過去のデータ、最新の技術などを活かしてワークロードパフォーマンスの最適化を実現します。

 

理由1 ボタンをクリックするだけでワークロードを設定し、最適化する

Workload Matchingという機能が、HPEサーバーには存在します。状況に応じた様々な「プロファイル」が事前に準備されており、直ぐに適応できる形になっています。

この「プロファイル」というものですが簡単に言えば、様々なBIOSの設定が一つにまとめられたパッケージと考えていただければわかりやすいかと思います。

タイトルにもある通り、適用したいプロファイルのボタンをクリックするだけでプロファイルの中に含まれるすべての設定項目が一括に変更されるという非常に便利な機能になります。

例えば、今のサーバーでは仮想化のワークロードを走らせているとします。しかしBIOS設定がデフォルトの状態では、パフォーマンスと電力効率のバランスをとるようになっております。仮想化のために最適化された「仮想化-最大パフォーマンスプロファイル」を適用することで、仮想化のためのパフォーマンスを少しでも絞り出すことができます。

workload matching.png

上図に記載されているように、事前構成されたプロファイルは沢山存在します。そして、これらのプロファイルはHPEのエンジニアのノウハウをもとに構成されております。Workload Matchingについて、どのようなBIOS項目が変更されるのかなどの一覧を参考資料に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

 

理由2 ワークロードのパフォーマンスをリアルタイムで監視し、最適化する

HPE Workload Performance Advisorは名前の表す通り、ワークロードのパフォーマンスをアドバイスしてくれる機能です。Integrated Lights-Out (iLO)は常にサーバーが稼働させているワークロードの特性を監視し、分析を行っております。iLOは、HPEが独自で開発している管理プロセッサー(BMC)です。パフォーマンスアドバイザーがもしワークロードのパフォーマンスを向上させられる可能性を見つけた場合、どの設定をどのパラメーターに変更すればいいのかのような推奨事項を提示してくれます。

workload performance advisor.png

 

上図の「パフォーマンスチューニングオプション」という項目の下にワークロードパフォーマンスアドバイザーの推奨項目が存在します。赤色の四角で囲んでいる項目が現在設定されている項目になり、緑色で囲んでいる項目はワークロードパフォーマンスアドバイザーが推奨してくれた設定項目になります。ユーザがこの推奨設定をもとに設定の変更を行うと、ワークロードのパフォーマンスは元よりも向上することになります。Intel製のプロセッサーを搭載したProLiantサーバーを使用されている場合、この機能を使用することができます。

 

 

理由3 ワークロードをハイブリッドクラウド環境のどこでホストするか、どこへ移行するかを見極める

HPE Right Mix AdvisorはHPEが持つ独自のサービスであり、お客様に適切なハイブリッドクラウド戦略を構築できるようにアドバイスしてくれます。Right Mix Advisorを直訳すると、「正しい」「ミックス」を「アドバイス」してくれるサービス、お客様に最適なクラウドミックスを推奨するというサービスと捉えられます。このサービスを用いることでプライベートクラウドに維持するか、パブリッククラウドへ移行するか、またプライベートクラウドに維持させる最適なワークロードとアプリケーションとパブリッククラウドに移行させる最適なワークロードとアプリケーションの推奨を提示します。HPE Right Mix Advisorはハイブリッドクラウドの適切なミックスを実現するために、ワークロードを移行する方法を推奨します

right mix advisor.png

適切なハイブリッドクラウド戦略を構築することは時代に追いつくというだけでなく、例えば移行にかかる時間を大幅に短縮、無駄な移行を避ける、移行のコストを制御、移行後のコスト超過を防止するというような、ビジネスに役立つ効果が得られます。HPE Right Mix Advisorは、HPEのサポート部隊であるHPE Pointnextの知見をもとにノウハウを提供する有償サービスとなります。これに相当するサービスは他のx86ベンダーでは提供していません。

以上でワークロード最適化のポイント3つをおさえていただけたかと思います。次回のブログでは、野井さんにバトンタッチして、「全方位的なセキュリティ」に関連する4つのポイントを紹介させていただきます。

ありがとうございました!

 

 

 

参考資料

Workload Matchingに関するガイド

https://h50146.www5.hpe.com/lib/products/servers/proliant/manuals/882269-195_ja.pdf

 

Workload Matchingで変更される設定項目

https://h50146.www5.hpe.com/lib/products/servers/proliant/manuals/30-3cbc0679-104-ja-jp.pdf

 

Workload Performance Advisorに関するガイド

https://h50146.www5.hpe.com/lib/products/servers/proliant/manuals/882269-195_ja.pdf

 

HPE Right Mix Advisorのページ

https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release/2019/052701.html

作者について

ryo_takagi

日本ヒューレット・パッカード合同会社でHPE サーバーと管理・監視ソフトウェアのプリセールスを担当しています。 最近の趣味は写真です!