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memory追加方法について

 
jonathan
時折のアドバイザー

memory追加方法について

初歩的な質問で大変申し訳ないのですが、メモリ追加に関する注意点、方法についてご存知な方が居ましたらご教授下さい。

現状、1G*2で追加で1G*2で合計4Gにします。disk構成は72G*2でミラー構成になります。

手順としてメモリをハード的に積んでdmesgで確認して終わりにしようと思っていますが、上記構成の場合の注意点、手順が他にありましたらご教授下さい。

crashconf、lvlnbootの結果は以下になります。

CLASS PAGES INCLUDED IN DUMP DESCRIPTION

-------- ---------- ---------------- -------------------------------------

UNUSED 310649 no, by default unused pages

USERPG 106939 no, by default user process pages

BCACHE 52248 no, by default buffer cache pages

KCODE 1723 no, by default kernel code pages

USTACK 1790 yes, by default user process stacks

FSDATA 180 yes, by default file system metadata

KDDATA 20098 yes, by default kernel dynamic data

KSDATA 30661 yes, by default kernel static data

Total pages on system: 524288

Total pages included in dump: 52729

DEVICE OFFSET(kB) SIZE (kB) LOGICAL VOL. NAME

------------ ---------- ---------- ------------ -------------------------

31:0x026000 1035104 2097152 64:0x000002 /dev/vg00/lvol2

----------

2097152

Boot Definitions for Volume Group /dev/vg00:

Physical Volumes belonging in Root Volume Group:

/dev/dsk/c2t6d0 (10/0/15/0.6.0) -- Boot Disk

/dev/dsk/c2t5d0 (10/0/15/0.5.0) -- Boot Disk

Boot: lvol1 on: /dev/dsk/c2t6d0

/dev/dsk/c2t5d0

Root: lvol3 on: /dev/dsk/c2t6d0

/dev/dsk/c2t5d0

Swap: lvol2 on: /dev/dsk/c2t6d0

/dev/dsk/c2t5d0

Dump: lvol2 on: /dev/dsk/c2t6d0, 0

宜しくお願い致します。
3件の返信3
ねじまき鳥
アドバイザー

memory追加方法について

メモリ増設で注意する点は,スワップとダンプかと思います。

・スワップについて

基本的にHP-UXでは,スワップエリア分しか実メモリを使用されません。

ですから,4GBのメモリを搭載していても,2GBのスワップエリアしかない場合,2GBのメモリは使用されません。

擬似スワップを用いている場合は,その限りではありませんが,現状,2GBのデバイススワップがあるとして,現状のまま「デバイススワップ(2GB)+擬似スワップ(約3GB)」とするか,デバイススワップを拡張して「デバイススワップ(4GB)+擬似スワップ(約3GB)」とするかは個々のシステムによって変わってくるかと思います。

また,確保可能なスワップの最大値はカーネルパラメータ(maxswapchunksとswchunk)で定義されていますので,その値を超える場合はカーネルパラメータの変更が必要になります。

・ダンプについて

現状,2GBのダンプエリアが定義されているとして,選択ダンプの設定で,システムに見合ったダンプサイズが2GB以下であれば問題ありませんが,2GBを超えている場合,もしくは現在・今後,フルダンプを必要とするのであれば,ダンプエリアを4GBまで拡張する必要があります。

但し,32bitOSの場合「ダンプエリアはディスクの先頭から2GBまで」という制限があるはずですから,もし,32bitOSの場合はディスクの追加が必要となる場合があるかもしれません。

また,ダンプ情報をファイルシステムに出力させるためのエリア(デフォルト:/var/adm/crash)の容量についても,増えるはずですので,当該エリアの空き容量についても考慮する必要があります。
jonathan
時折のアドバイザー

memory追加方法について

ご回答ありがとうございます。

現在、VG00/lvol2でdump+swapを使用しています。デバイススワップを拡張するのであれば新規lvolを作成する必要があるのでしょうか。また、diskの空き容量はvgdisplayで確認できたでしょうか。

デバイススワップを使用する際、priorityを’2’にして作成すれば宜しいでしょうか。拡張方法をご教授頂ければ幸いです。
ねじまき鳥
アドバイザー

memory追加方法について

lvol2については,ダンプデバイスとしての制限上,連続領域でなければいけないため,lvol2を拡張するとなると,Ignite-UXでバックアップを取得し,リストアする際に介入してサイズ変更を行うしかないと思います。

スワップエリアの拡張という意味では2次スワップということでスワップエリアを追加することになります。

デバイススワップの作成については,新規でlvolを作成する必要があります。

ディスクの空き容量については,vgdisplayで「Free PE」が表示されますので,その値にPEサイズを掛けてあげれば空き容量がでます。

次に作成したlvolをスワップ領域として使うために/etc/fstabに追記し,swaponを実行してスワップ領域として登録します。

priorityの考え方については,以下URLに「スワップ優先順位を割り当てるためのガイドライン」が記載されています。

http://docs.hp.com/ja/5990-8173/ch06s03.html#gdpri

私の個人的な考えとしては,同一バス上のスワップの場合は優先順位に差を付け,バスが分かれている場合には,同一の優先順位を割り当てた方がいいかと思いますが,どうなんでしょう。