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【連載】次世代ハイパーコンバージド「HPE SimpliVity」を取り巻くエコシステム ー 第1回 仮想化専用機にコンテナ?

はじめまして。HPEのハイブリッドIT部門でプリセールスをしている片山嘉彦(かたやまよしひこ)と申します。こちらの連載では、市場を賑わして早一年、次世代ハイパーコンバージド製品(HCI)である「HPE SimpliVity」を取り巻くエコシステムや活用事例などをご紹介します。

 

HPE SimpliVity はただの仮想化専用機にあらずーーー。

そんな魅力あるSimpliVityをより世の中に広められたらと思ってます。

 

HPE SimpliVityとは?

ところで、「HPE SimpliVityってそもそも何?」と疑問の方もいらっしゃいますよね?

まずは簡単に概要を紹介しましょう。

pic1.png

HPE SimpliVityを一言でいうと、「お客様のデータ」に焦点を当てた、超高効率なハイパーコンバージド製品です。

ハイパーコンバージドですので基本的な用途は「仮想マシンを動かすこと」なのですが、実はそれだけではありません。連載第一回目の今回は、そんな仮想化に特化したハイパーコンバージドHPE SimpliVityを「コンテナとして活用する」といったトピックでご紹介いたします。

 

コンテナとは?

コンテナとは、プロセス管理の「NameSpace」、計算資源管理の「Cgroups」など、Linux Kernelの機能をフルに活用した軽量なアプリケーション実行環境です。ソフトウェアの高速な配布・実行や容易なイメージのカスタマイズ、導入運用の手軽さ、豊富なプレビルドイメージの提供などから、ポケモンGOやAbemaTVなど、現在様々なシーンで急速に普及しつつあります。pic2.png 

仮想化専用機にコンテナ?

ここで一つの疑問が生じるかもしれません。

  • コンテナってベアメタルでこそリソース活用が潤滑にでき、より活きてくるのでは!?
  • 仮想化のレイヤーを挟むことでオーバーヘッドも発生するし、何より無駄にライセンスとか発生するのでは!?

 

―――おっしゃる通りです!!

 

ですが、実はコンテナ環境の約8割が仮想化環境で動作しているというデータがあるくらい、仮想化の上で動かすのが現在では一般的となっています。
pic3.png

 これはなぜでしょう?

私なりに考えてみました。

  • まだまだコンテナ技術がエンタープライズに普及しきれていない
  • データベースの取り扱いをどうするかの課題が残る(ステートフルなアプリケーションの扱い)
  • 仮想化環境の片隅でコンテナ実装を試してみるといった使用用途が多い
  • 既存のアプリケーションすべてをコンテナ化、マイクロサービス化するにはハードルが高い
  • コンテナ管理ツールの推奨最小構成が10ノード(物理でいきなり10ノードはハードルが高い)

更にコンテナのデファクトスタンダードな管理ツールDockerの推奨構成では(正確にはDocker Swarmといったオーケストレーションツール使用時)では、

  • UCP(コンテナの実行・管理) x3ノード
  • DTR(コンテナの格納・出荷) x3ノード
  • Worker(コンテナ稼働領域) x4ノード

 といった理由が挙げられるでしょう。

既存環境や運用・全体像・コストなどを踏まえた「自社の現実」と、テクノロジー単体の「理想」は違うのかもしれません。

 

 ハイパーコンバージドは意外にもコンテナ環境をはじめやすい

既にコンテナ化に取り組まれている企業様もいらっしゃいますが、まだまだエンタープライズ環境で使用していくには永続データの扱い、アプリケーションのコンテナ化などの検証含め準備段階な企業様が多いように思われます。

「コンテナは気になるけど...」、「コンテナ化していかなければと思っているけど...」など、コンテナをまだ試せていない方、ゆくゆくはコンテナを検討していきたい方は、ハイパーコンバージドの使い勝手はそのままに、既存の仮想環境との併用しつつ、将来性のあるコンテナも対応できるHPE SimpliVityをぜひご検討ください。pic4.png

 

SimpliVity×コンテナ」はいかがでしたでしょうか?

次回はよりエンタープライズに焦点を当てた活用例をご紹介いたします。

 

作者について

yoshihiko1989

日本ヒューレット・パッカード株式会社で Server / HCI / Composable / CloudNative関連のプリセールスを主に担当してます。