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1台で「メモリ」が48TB!?驚異のモンスターサーバーを若手エンジニアが解説してみる。
皆さん、初めまして。日本ヒューレット・パッカード株式会社で、ミッションクリティカルサーバーのプリセールスを担当しています、大友 一輝です。
今回から数回に分けてHPEのサーバーポートフォリオの中で最上位に位置する HPE Superdome Flex シリーズの情報を発信していきます。
突然ですが、皆さん「 Superdome 」はご存じですか ?
ご存じの方は「HP-UX」や「ミッションクリティカル」というキーワードを連想したと思います。また、初めて聞いたという方もいるかもしれません。
そこで、今回はSuperdome Flexの特徴と歴史についてご紹介します。また、次回以降ではSuperdome Flexの提案に役立つ情報や、独自のハードウェアRAS機能、管理機能などをご紹介していきます。
HPE Superdome Flexとは?
HPE Superdome Flex シリーズの特徴は大きく3つあります。
- ニーズの変化に対応する柔軟性
Superdome Flex の最大の特徴は段階的に拡張できる点です。モジュール型で 5U から導入が可能で1 筐体に 4 ソケット / 6 TB からのスタートが可能です。そして、最大拡張では 8 筐体を連結することで 32 ソケット 896 コア/48 TB を搭載できます。将来的なリソース要求に対して柔軟にスケールアップ可能な
今日現在で世界で最高のプラットフォームです。
- 増大するデータを高速に解析
単一システムでインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを最大 32 ソケット・DRAM を最大 48 TB搭載でき、ビジネス規模に応じて最適化できます。そして、幅広いワークロードをサポートするため Persistent Memory (不揮発性メモリ)や GPU を含む多種多様な I/O カードをサポートしています。
- ミッションクリティカルなワークロードを保護
HPE Superdome Flex は、UNIX 時代から培われた独自の信頼性、可用性、保守性 ( RAS ) 機能を備えており、高いサービスレベルを実現できます。また、HPE ProLiantサーバー でおなじみの Silicon Root of Trust 保護機能が追加され、ハードウェア主導のセキュリティー機能が実装されています。
HPE Superdome Flex シリーズの特徴は以上になります。「 1 筐体に 4 ソケット / 6 TB 」と聞いて大きすぎると思った方が、多いかもしれません。この Superdome Flex には、ファミリーとしてもう一つ、冒頭に紹介した「 HPE Superdome Flex 280 」があります。この製品はより柔軟な構成が可能になり1筐体に 2 ソケット / 64 GBからスタートすることが可能です。より詳しい情報は次号でご紹介したいと思っています。
HPE Superdome の歴史
HPE Superdome の歴史を搭載されたプロセッサーと合わせて紹介します。
1995年 「 HP V-Class computer 」
Superdome の前身のサーバーです。HP(現在の HPE )が 1995 年に買収した Convex ComputerのExemplar の技術を取り入れ開発された製品です。
2000年 「 HP 9000 Superdome 」
プロセッサーは当時のHPが開発した PA-RISC プロセッサーを搭載したサーバーが最初の Superdome です。最大構成では64プロセッサー・256 GB メモリを搭載でき基幹業務やインターネットデータセンター向けのハイエンドサーバーです。また、セルボード単位で独立したシステムとして稼働できるハードウェアパーティション機能や CPU・メモリ・I/O 単位でハードウェアパーティションを分割できるバーチャルパーティション機能を採用することで、当時では大規模なSuperdome の環境をより効率的に使用できる機能を提供していました。サポートしていた OS はHP によって開発された UNIX オペレーティングシステム「 HP-UX 」です。
2003年 「 HP Integrity Superdome 」
プロセッサーはHPとIntelが共同開発したItanium 2 プロセッサーを搭載したSuperdomeです。また、筐体の色も白から黒に変わっています。
2010年 「 HP Integrity Superdome 2」
4コアのインテル® Itanium® プロセッサー 9300 製品ファミリーを使用した、ブレード型の統合アーキテクチャーです。 最大構成では 32 プロセッサー・128 コア・8 TB メモリを搭載が可能です。
2014年 「 HPE Integrity Superdome X 」
Superdome 2 と同じ 18U サイズのブレード型ですが、CPU をインテル® Itanium® プロセッサーから、インテル® Xeon®プロセッサーに変更しました。 Linux や Windows 環境でも Superdome シリーズの特徴である RAS 機能、さらに CPU および OS との連携で一般的な x86 サーバーには達成できない高可用性/信頼性機能を実現します。 最大構成では、16プロセッサー・24 TBメモリを搭載できます。
2017年 「 HPE Superdome Flex 」
HPE Superdome Flex は HPE が 2016 年に買収した SGI のテクノロジーを取り入れることで拡張性を大幅に強化しました。拡張性が強化されたことで、インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーの第一世代と第二世代を最大 32 ソケット・ 48TB のメモリを搭載でき、x86 サーバーの中で最大級の拡張が可能になります。また、筐体はブレード型から 5U のラックマウント型に筐体が変わり、前の世代( Superdome X )と比較してスモールスタートが可能になりました。
2020年「 HPE Superdome Flex 280 」
中小規模の企業環境向けに開発され、最新の第3世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを搭載したサーバーです。「 HPE Superdome Flex 」のテクノロジーをそのまま引き継ぎ、更に柔軟性が向上することで CPU を 2 基から8 基まで2 基単位で、メモリは 64 GB~12 TB までと柔軟に構成することができます。
以上になります。今回のブログの前半では、Superdome Flex の特徴である、「柔軟性」、「拡張性」 、「可用性」について紹介をしました。また後半では、最新モデルの HPE Superdome Flex 280 に至るまでの歴史を搭載されたプロセッサーと合わせて紹介しました。今回の内容で HPE Superdome を少しでも知っていただければ幸いです。
次号は HPE Superdome Flex シリーズのより詳しい情報をご紹介する予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご紹介したSuperdome Flexは4月に2つのオンラインセミナーでもご案内予定です。
・4/14(水)11時よりWorld Watchオンラインセミナーでは、質問にエキスパートが直接お答えします。
CTOが語るDXのこれから。超高速リアルタイム分析を可能に
https://connect.hpe.com/Superdome-Flex-280-jp-ja?utm_source=blog
・4/23 (金)11時よりオンラインセミナーでは、最新テクノロジーを利用したデータベースの活用方法をご紹介します。
定説を覆せ!最新テクノロジーが変えるデータベースのカタチ
https://hpe.zoom.us/webinar/register/5416161274737/WN_XaJ3Ej3QQUO3CTBRcLT-Pw
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