HPE Blog, Japan
キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 

3PAR OS 3.3.1 がリリースされました!

みなさんこんにちは高野です。
多くのお客様に使っていただいているHPEのストレージ3PARですが、今回新しいOSバージョンになる「3PAR OS 3.3.1」がリリースされました。
今回のリリースではかなりの機能拡張が入っていますので、代表的なものをピックアップしご紹介します。

機能拡張は大きく分けて4つのカテゴリに分けられます
以下の資料にある

  • 「データ削減」
  • 「パフォーマンス」
  • 「使いやすさ」
  • 「耐障害性」
    です。

3PARupdate.jpg

<図1: 3PAR OS 3.3.1の機能拡張サマリ>

 

データ削減」の項目で入っているなかで取り上げたいのが「データパッキング」です。オールフラッシュ環境ではインラインでの圧縮が使われるのが一般的ですが、データ圧縮の効果(どのくらい圧縮されるのか?)はデータよってまちまちです。
この圧縮されたデータをそのまま何の処理もしないでフラッシュメディアに書き込むとフラッシュドライブ内にある個々のセルの使い方がバラバラになってしまいます。
例を挙げると、あるセルはもう少しデータが書けるのに次に来たデータがセルの残り容量より大きかった為に空き領域を使えずに次のセルに書き込みに行くというような挙動をしていました。

これを回避するためにデータ配置の最適化をするのが「データパッキング」です。

3PARData_Packing.jpg

<図2: データパッキングの動作>

 

一定の単位で書き込みに来たデータを最適化してきれいにセルの領域を使えるようにデータをパッキングします。

「データパッキング」の効果はフラッシュの領域を効率的に使えるだけではありません。フラッシュメディアはデータの直接上書きができないという特徴を持っています。
上書きする場合はベルのセルに新しいデータを書きこんでから既存のデータを消します。
この”消す”処理が結構負荷がありフラッシュストレージを使い続けると消す処理が多くなってだんだんパフォーマンスが下がってくるという現象を起こしたりします。
「データパッキング」の最適化によりパフォーマンスダウンの原因となる消す処理を最小限にしてくれるという効果もあります。


「パフォーマンス」「使いやすさ」の項目ではiSCSI関連の機能改善が多くなっています。実は日本のお客様からの機能改善要望が非常に多く、その意見が取り入れられたのがこの領域です。
iSCSIのパフォーマンスは以下のグラフのように同じハードウェアを使っていてもOSのアップグレードでこれだけ差が出ています。

 

3PARiSCSI_Performance.jpg

<図3: iSCSIパフォーマンス比較>

 

またVLANタギングの環境でストレージのポートに同じIPアドレスを設定できるようになりました。IPアドレスの設計やコントロールができる一般企業ではあまり使用しないと思いますが、クラウド事業者では別々のお客様が同じIPアドレス体系を持っているというのはよくあります。その際にストレージに同じIPアドレスを設定したいという要望もあり、今回ついに実装しました。

 

3PARVLAN_Tagging.jpg

<図4: VLANタギングの使用例>

 


またvSphereのVVOLレプリケーションに対応したりVVOLのiSCSIプロトコルエンドポイントにも対応しています。

その他このBlogでは紹介しきれない追加機能がたくさんあります。
もっと細かいところが知りたいという方は、身近にいるHPEの社員かパートナー様へ声をかけてください!

 

0 感謝
作者について

takanom