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HPE iLO Advanced によるサーバーリモート管理 Tips(テレワーク応援)

こんにちは。HPE テクノロジーエバンジェリストの小川です。

前回の記事のとおり、インフラ管理者もテレワークができるよう、サーバーのリモート管理を実現する「HPE iLO Advanced ライセンス」無償試用版の有効期限を 2020年12月31日 まで拡大いたします。

[HPE Blogs]  HPE iLO Advanced 試用版の有効期限を年内まで拡大いたします(テレワーク応援) 


こちらは、G7 以降の HPE ProLiant サーバーをお持ちの方はどなたでもご利用可能です。既に60日間試用版を適用したことがあるシステムにも適用できます。
今月上旬にスタートしたところ、多くの方にダウンロードいただきました。

そこで、今回は運用担当者のテレワークにも活用できる、HPE iLO Advanced* で利用可能な Tips をいくつかご紹介いたします。

*iLO = Integrated Lights-Out

HPE20160525337.jpg

 

1.  HPE iLO スタンドアロンリモートコンソール

CD.jpgHPE ProLiant サーバーをよく知る方にとって、iLO Advanced と聞いて思い浮かぶのは「GUI リモートコンソール」ではないでしょうか。サーバーにモニタやキーボードを直付けした際のコンソールセッションにリモートアクセスできる機能です。

ネットワーク越しに接続した PC の DVD ドライブや ISO イメージをサーバーに認識させる「仮想メディア」機能も備わっていますので、サーバー購入時に光学ドライブレスで構成することができます。

「これは初期構築時に必要なだけであって、OS インストール後の運用フェーズではリモートデスクトップがあるし不要なのでは?」と思われた方もいるかもしれません。しかしながら、実際運用してみると、メンテナンスやトラブルの際に「コンソールログインできればどれだけ楽だったか...」と思うことは多々あります。サーバーが応答しなくなった場合に、現地に行かなくとも障害切り分けに役立つところも、リモートワークに役立ちます。

さて、この iLO リモートコンソールですが、従来は Java や ActiveX が必要であったため Internet Explorer ブラウザが利用されてきました。しかしながら、現在は Google Chrome を利用される方が多いかと思います。最新の Gen10 / Gen10 Plus サーバーであれば、iLO 5 ファームウェアバージョン 1.20 以降で HTML5 版のリモートコンソールを利用可能です。

iLO_Web.pngiLO 5 ファームウェアバージョン 1.20 以降であれば HTML5 版リモートコンソールを利用できる

HTML コンソールを利用できない Gen9 以前のサーバーでは、ぜひ「HPE iLO スタンドアロンリモートコンソール」を試してみてください 。

こちらをインストールすると、Windows のスタートメニューに「HPE iLO Integrated Remote Console for Windows」というアプリケーションが追加されます。これを使うと、ブラウザにアクセスすることなくサーバーのコンソールセッションにアクセスできるようになるため非常に便利です。電源操作や仮想メディアマウントも行えます。

iLOstandalone2.png

[HPE Support Center]  HPE Lights-Out スタンドアロンリモートコンソール for Windows 



2.  iLO 画面を日本語化する

先のスクリーンショットを見て、日本語で表示されていることに驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。実は、iLO の管理画面や iLO スタンドアロンリモートコンソールは日本語化することができます。

 

iLO Web 管理画面の日本語化

HPE サポートセンターよりダウンロードいただける「日本語言語パック」を適用ください。

[HPE Support Center] HPE Integrated Lights-Out 5 日本語言語パック
[HPE Support Center] HPE Integrated Lights-Out 4 日本語言語パック
[HPE Support Center] HPE Integrated Lights-Out 3 日本語言語パック

※アクセス先の「改訂履歴」タブより、お使いの iLO ファームウェアバージョンに合ったものをダウンロードください

スクリーンショット付きのインストール手順も公開しております。

[HPE Support Center] Integrated Lights-Out 5 (iLO5) - Web 管理画面を日本語に変更する方法
[HPE Support Center] Integrated Lights-Out 4 (iLO4) - Web 管理画面を日本語に変更する方法
[HPE Support Center] Integrated Lights-Out 3 (iLO3) - Web 管理画面を日本語に変更する方法

 

iLO スタンドアロンリモートコンソールの日本語化

C:\Program Files (x86)\Hewlett Packard Enterprise\HPE iLO Integrated Remote Console などにインストールされる実行ファイル HPLOCONS.exe に -lang ja と引数を付けて実行すると日本語で表示されます。

スタートメニューなどに追加されるショートカットにあらかじめ引数を付けておくと便利です。

iLOstandalone3.png


なお、引数についてはインストールフォルダに同梱されている readme.rtf に記載されています。
接続先サーバーアドレスなども引数で渡すことができますので、利用状況にあわせてご活用ください。

iLOstandalone4.png



3.  ハードウェア異常時に管理者に通報する

運用担当者が自宅から勤務するにあたり「LED目視確認」の代替手段が必要かもしれません。

iLO であれば、先ほどの管理画面から辿ることで、現地での目視確認以上にサーバーのハードウェア状態を細かくチェックできます。しかしながら、異常をより早く把握するためにも障害が発生したら Push 型で異常を伝えて欲しいものです。

iLO Advanced ライセンスを適用すると「アラートメール(Eメール通報)」「リモート Syslog(Syslog 転送)」を設定できますので、より迅速にトラブルに対処することが可能になります。

昨今のスマートフォンは Eメールの Push 通知を受け取れますので、アラートメールを設定しておけば、オフィスのシステム管理端末の前に座り続ける必要もなくなるかもしれません。

 

iLOalart.png

iLO Advanced では「アラートメール」と「リモート Syslog」で、異常をより早く把握できる

 

参考)HPE InfoSight

もし、インターネットにアクセスできる環境にサーバーを設置していれば(プロキシ経由も可能)
管理者だけでなくハードウェア情報やログを一気に HPE に送ってしまうことも可能です。

これは「HPE Insight Remote Support (IRS)」や「HPE InfoSight for servers」といった無償サービス。

特に後者は、ストレージで好評いただいている InfoSight テクノロジーをサーバーでも利用可能にしたものです。必要な準備を行って  https://infosight.hpe.com/   にアクセスすると、自社のサーバールームやデータセンターに VPN を張らずとも、先ほどの iLO Web 管理画面で見ていたようなサーバーの詳細情報・ハードウェア状態を、自宅の PC やスマートフォンからでも確認できるようになります。

InfoSight.png

HPE InfoSight for servers のダッシュモード画面

HPE InfoSight for servers は Gen8 以降の ProLiant サーバーでご利用いただけます。こちらは iLO Advanced は不要ですので評価版の期限が来てもご利用いただけます。落ち着いた際にでも設定してみてください。 

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おわりに

いかがでしたでしょうか。

HPE ProLiant サーバーをご利用の方は HPE iLO Advanced の評価版をご活用ください。
iLO のさまざまな機能がインフラ運用担当者のテレワークへの一助になれば幸いです。

Free-iLO.png

[HPE Blogs]  HPE iLO Advanced 試用版の有効期限を年内まで拡大いたします(テレワーク応援) 

 

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作者について

ogawad

サーバーカテゴリのエバンジェリストです。 ハードウェアメーカーとしてのHPEの情報を不定期にお伝えします。