- Community Home
- >
- HPE Community, Japan
- >
- HPE Blog, Japan
- >
- 【連載】導入前のアドバイス – HPE ProLiantサーバー①:HPEサーバーの歴史とラインナッ...
カテゴリ
Company
Local Language
フォーラム
ディスカッションボード
フォーラム
- Data Protection and Retention
- Entry Storage Systems
- Legacy
- Midrange and Enterprise Storage
- Storage Networking
- HPE Nimble Storage
ディスカッションボード
ディスカッションボード
ディスカッションボード
フォーラム
ディスカッションボード
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
- BladeSystem Infrastructure and Application Solutions
- Appliance Servers
- Alpha Servers
- BackOffice Products
- Internet Products
- HPE 9000 and HPE e3000 Servers
- Networking
- Netservers
- Secure OS Software for Linux
- Server Management (Insight Manager 7)
- Windows Server 2003
- Operating System - Tru64 Unix
- ProLiant Deployment and Provisioning
- Linux-Based Community / Regional
- Microsoft System Center Integration
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
Discussion Boards
フォーラム
ブログ
【連載】導入前のアドバイス – HPE ProLiantサーバー①:HPEサーバーの歴史とラインナップ
この記事は2021年1月に更新されました
皆様こんにちは。サーバーおよびサーバーを取り巻くクラウドネイティブなソリューションのPresalesを担当しております、片山です。
第一弾の「HPE ProLiant サーバー」では、HPEサーバーの歴史、ラインナップ、モデル選択や、販売形態に関してご紹介していきます。
~独創のテクノロジーがx86サーバーの価値を高める~
ProLiant は、業界標準のx86サーバーでありながら、管理性や信頼性を高める独創的なテクノロジーを数多く採用しています。サーバーのライフサイクル全体を通していかに運用管理性を高めるか、日々の運用の中でより高い性能と信頼性をいかに両立させるか――ProLiant は、サーバー運用の現場を知るお客様の声を反映させながら進化し続けています。
まずは歴史を振り返っていきましょう。
x86サーバー「ProLiant」の歴史
1993年9月13日に、世界初のx86サーバー「ProLiant」が誕生しました。それから最新世代の「HPE ProLiant Gen10サーバー」に至るまで、実に4000万台以上の「ProLiant」が出荷されています。
「ProLiant」の歴史は、x86サーバーの歴史そのもの。HPEは、これからも新しいイノベーションに挑戦し、エンタープライズエコシステムを形成する「業界標準テクノロジー」の創造を加速させていきます。
1989年 現在のProLiantの前身である世界初のx86サーバー「Compaq SystemPro®」を発表。
リバースエンジニアリングという手法によって開発に成功したIBM PC/AT互換機技術がサー バーへ展開されました。
1993年 「Compaq ProLiant 4000」
x86サーバー初となるラックマウント型サーバーの登場により、メールサーバーやWebサーバー、業務システムなど幅広い用途での利用を拡大。
2000年 「Compaq ProLiant DL360」
インテル®Pentium®III プロセッサーを採用した、最初の1Uラックマウント型サーバー。
Smartアレイコントローラー、リモートInsightボード Lights-Out Editionを搭載可能。
2001年 「Compaq ProLiant ML370 G2」
「Compaq ProLiant BL e-Class」
ブレード型サーバーという新しいフォームファクターの誕生。
高さ3Uのエンクロージャーに20台のサーバーブレードを格納できる高密度設計を実現。
2002年 「HP ProLiant BL p-Class」
CompaqがHP(現在のHPE)と合併し、HPの名前に。
2003年 「HP ProLiant BL DL145」
x86ベースの64ビット拡張というアーキテクチャーを採用した「AMD OpteronTMプロセッサー」を初搭載。高性能な1U/2ソケットサーバーとして好評を博す。
2005年 「HP ProLiant G3シリーズ」
管理プロセッサーHP Integrated Lights-Out(iLO)を標準搭載し、オンラインスペアメモリ機能、冗長化電源、ホットプラグ対応PCI-Xスロットなど管理性と信頼性が向上。
2006年 「HP Blade System c-Class」
高さ10Uのサイズに最大16台のブレードサーバーを収容可能なc7000により、物理的集約やケーブル数の削減、管理性の向上に大きく貢献。その後、200Vをご用意できないお客様にもスモールスタートでサーバー統合を実施可能な、6Uサイズ最大8台収納可能なc3000エンクロージャーをリリースし、ブレードサーバー市場の地位を築く。
2009年 「HP ProLiant SL6000 Scalable System」
2010年 「HP ProLiant MicroServer」
ProLiantの中で最もコンパクトなサーバーを発表。低消費電力のAMD Turion™ II NEOプロセッサーを採用し、わずか267×21×26(㎝)という省スペース筐体を実現。
2012年 「HP ProLiant Gen8シリーズ」
新開発の「HP Integrated Lights-Out 4(iLO 4)」による自動セットアップ、エージェントレス管理、アクティブヘルスシステム、自動通報などの多くの機能を実装した‘’自働サーバー‘’。
2013年 「HP Moonshot System」
手のひらサイズのコンパクトなカートリッジ型サーバー「HPE Moonshot System」を展開。わずか4.3Uのコンパクトなシャーシに最大45カートリッジ型サーバーを搭載可能。
2016年 「HPE Synergy」
クラウドの運用性や俊敏性を取り入れた新しいコンセプトのプラットフォーム「コンポーザブルインフラ」の製品として展開。ブレードタイプのアーキテクチャーを活かしつつ、物理も、仮想も、コンテナもあらゆるワークロードに対応したプラットフォーム。
2017年 「HPE ProLiant Gen10シリーズ」
HPE独自開発のシリコンチップHPE Integrated Lights-Out 5(iLO 5)を搭載し、サーバーセキュリティの基準を示す「世界標準の安心サーバー」。
x86サーバーの紹介
現在発売されているProLiantサーバーは、DLラック型サーバー、MLタワー型サーバー、Synergy ブレード型サーバー、高密度サーバーにはApollo System、IoTを加速するエッジコンピューティング Edgeline、超高集約型カートリッジサーバー Moonshotを提供しています。またミッションクリティカルやハイパフォーマンスコンピューティング、特殊な用途向けにSuperdome FlexやNonStop、Crayなども発売しています。
一つずつ見ていきたいと思います。
~ProLiantサーバー~
「HPE ProLiant DL サーバー(ラック型サーバー)」
HPE ProLiant DLサーバーは、ラックに最適化された、セキュアな業界標準サーバーとして、
柔軟性と信頼性に優れ、パフォーマンスが最適化されています。
HPEは業界をリードするコンピュートのイノベーションを提供し続けていますが、HPE ProLiant Gen10ラックサーバーのポートフォリオでは、幅広いオプションコンポーネントを組みわせることで多様なワークロードに対応した設計が可能で、用途、規模、コスト感に応じた選択肢を提供します。Gen10シリーズの325/385サーバーではよりソフトウェアライセンス等のコスト効率化が見込めるAMDを搭載したサーバーも展開しており、多種多様なご要望にお応えいたします。
HPE ProLiant DL シリーズは、ラックマウント型として最適化されたモデルで、サーバーの性能を落とさずに内部のコンポーネントの高密度化が図られています。ラックマウント型サーバーは、ラックにマウントして、複数のサーバーでモニター、キーボード、マウスを共有して使うことを前提としている為、ラックマウント用のレールが添付され、キーボードとマウスは添付されていません。尚、ラックマウント型サーバーでは、ラックに搭載する高さを表すのに、米国のEIA規格で定義されたU(ユニット)という単位を使います(1Uは1.75インチ、約4.45cm)。たとえば、DL380 Gen10の高さは、2Uとなるので、42Uのラックには最大21台をマウントすることが可能です。
「HPE ProLiant MLサーバー(タワー型サーバー)」
HPE ProLiant ML サーバーは、中小規模のビジネスの運用をサポートし、オンプレミスおよびハイブリットクラウドインフラストラクチャを簡素化するタワー型サーバーです。シンプルさと効率性を提供し、リモート/ブランチオフィスや成長過程の企業にとって最適な製品です。業界をリードするコンピュートイノベーションには、シンプルな管理/ストレージツールに加え、簡単なリモートアクセスと優れたエネルギー効率を実現しTCOを削減できる実績ある構成が含まれます。中小規模での活用が多いとはいえ、その性能は汎用タイプのラック型とそん色なく、iLOによるシンプルな運用や、メンテナンスしやすいきめ細やかな設計施されています。
HPE ProLiant ML シリーズは、システム内部の拡張性を最大化したモデルで、主にタワー型として提供しています。タワー型は、オフィス内にそのまま設置できるように静音設計となっております。
タワー型モデルでは一部の機種を除き、セキュリティのために、フロントパネルや、サイドパネルを施錠することが可能です。
また、タワー型で提供されているモデルの一部(ML350 Gen10)には、ラックマウントするためのキットがオプションで提供されていますので、必要に応じてラックマウントサーバーとして転用することも可能です。
「HPE Synergy サーバー(ブレード型サーバー)」
HPE Synergyは、ハイブリットクラウド環境内にあらゆるワークロードを強力にサポートする、「コンポーザブルブレードインフラストラクチャ」に位置づけられる製品で、集約率が向上し効率向上、管理制御、およびITリソースの迅速な展開が、単一のインターフェイスによって可能です。強力なソフトウェアデファインドソリューションであるHPE Synergyを活用すれば、物理/仮想コンピュート、ストレージおよびファブリックリソースの可変的プールをあらゆるワークロードの構成に組み込むことができます。
HPE Synergyは、ラックマウント型よりもさらに高集約化が図られ、先進の技術が搭載されたモデルで、一般的にブレード型サーバーと呼ばれています。HPE Synergyは、基本的には、プロセッサー、メモリ、ハードディスク、ネットワークアダプターを搭載したコンピュートと、コンピュートを格納するフレームというコンポーネントにより構成されます。
各コンポーネント(サーバー、ネットワークスイッチ、電源など)がモジュール化されていることにより、物理的集約やケーブル数の削減、管理性の向上に大きく貢献します。電源はフレームに内蔵されるパワーサプライにより集中化され、フレーム内のコンピュートやインターコネクトモジュールへ配電されます。コンピュートは前面挿入し、イーサーネットや ファイバーチャネル接続のためのインターコネクトモジュールは背面から挿入します。コンピュートとインターコネクトモジュール間はフレーム内部配線で接続されているため、個々のコンピュートへケーブルを配線する必要がありません。このように、ブレード型サーバーは従来のラックマウント型サーバーと比較して、ラックに搭載可能なサーバー台数が多いだけでなく、管理に必要なケーブル数の削減と、コンポーネント化によるメンテナンス性および管理性の向上を実現しています。
~高密度サーバー~
要求の厳しいハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)および高度なデータ分析のワークロードに最適化されている高密度サーバーです。高密度スケールアウトサーバーシリーズは、電力、冷却、スペースなどのOPEXを節減すると同時に、システムパフォーマンスを向上させるよう進化しました。高速プロビジョニングでスケールアップもスケールアウトも、より簡単に実行することができます。設置面積、TCO、サーバーの無秩序な増加を最小限に抑えます。
「HPE Apolloサーバーシステム」(HPC=ハイパフォーマンスコンピューティングソリューション)
HPE Apolloサーバーは、ビッグデータや極めて要求の厳しいワークロードに対応する、優れたパフォーマンスと効率を実現し、HPCアプリケーションのニーズに対応するよう設計され、スレッド単位での優れたパフォーマンス、堅牢なネットワーク帯域幅、およびラックレベルの共有インフラストラクチャです。
あらゆる複雑な問題を解決するため、HPEと世界各地のパートナーがハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)のエコシステムを構築し、最先端のテクノロジーとサービスを利用したセキュアで革新的な本番環境レベルのHPCソリューションの共同開発、構築、検証、および提供を継続的に行っています。このソリューションは、お客様のワークロードやコスト面のニーズに合わせてスケールアップまたはスケールアウトが可能です。
HPE Apollo サーバーは、ミッドレンジHPC/汎用モデルには、HPE Apollo 70やHPE Apollo 2000 Gen10 Plusを、AI/ディープラーニング向けにはHPE Apollo 6500、スケールアウト型ストレージサーバーにはHPE Apollo 4200 / 4510、スーパーコンピューター/大規模HPC向けには、HPE Apollo 6000、HPE SGI 8600など、用途や規模に応じた多彩なラインナップを提供しています。
「HPE Moonshot System」
HPE Moonshotは、金融サービス業界向けのセキュアなデスクトップと仮想アプリケーションを提供するのに最適なコンバージドブレードシステムであり、パフォーマンス、非常に高いサーバー密度、および優れたエネルギー効率の卓越した組み合わせでITコストを低減します。高密度4.3Uシャーシに45台のサーバーブレードと2台のネットワークスイッチを収容し、さまざまなサーバーを組み合わせて固有のニーズに対応できるMoonshotは、優れたパフォーマンス、低消費電力、簡素なケーブル配線、および柔軟なスケールアウトを特徴としており、ビジネスニーズに合わせた拡張が可能です。
スペース、消費電力、および複雑化を軽減するとともにモジュール式のスケーラビリティが得られます。極めて高度に統合化されたHPE Moonshotは、画期的な経済性を備えたワークロードの最適化を実現します。
Moonshotの新しいサーバーはすべて、コア数の多いXeon System-on-Chip(SoC)、次世代の統合グラフィックス、および組み込み型のHPE iLO 4/iLO 5 機能を搭載しています。そして非常に高密度のフォームファクターにより、データセンターの設置面積と消費電力を減らすことができます。
高密度のフォームファクターに45台のホットプラグ対応のサーバーブレードで共有できる電源、冷却機能、管理機能、ファブリック、スイッチ、ネットワークアップリンクを搭載しており、複雑性や管理のオーバーヘッドを増大させることなく、大規模にスケールアウトすることが可能です。
「HPE Edgeline Converged Edge System」
HPE Edgelineは、OT(Operational Technology)とエンタープライズクラスのIT(Information Technology)を統合し、エッジでコンピューティングを実装する耐久性の高い単一のシステムです。
データセンターと同時の機能を備えたシステムで、エッジのデータを連携、処理、保存できます。HPE Edgelineシステムでは、データの集約と選別だけでなく、ビデオストリームや時系列データの分析、および産業用プロトコルの変換も行えます。
エッジシステムは、工場の生産現場、石油リグ、空港といったあらゆる場所で活用されており、自動車、旋盤、カメラ、個人用デバイスなど、エッジにあるさまざまなモノが、急増するビッグデータの発生源となっています。こうしたデータを分析して処理する機能により、運用を最適化したり、従業員のエクスペリエンスを再定義したり、顧客満足度を向上したり、ビジネスモデルを差別化したりすることが可能になります。
~ミッションクリティカルサーバー~
「HPE Superdome Flexサーバー」
ミッションクリティカルなアプリケーションを実行するのに適した、モジュラー型のx86をベースとする信頼性の高いコンピューティングプラットフォームです。
ミッションクリティカルアプリケーションを強力実行し、データ分析を高速化し、大容量メモリを活用したインメモリデータベース処理を行い、HPCおよびAIワークロードに総合的に対処する、x86ベースの信頼性のあるモジュラー型コンピューティングプラットフォームを提供し、進化するデータ要求への対応~4から32ソケットに4ソケット単位で増設して、共有メモリを768GBから48TBにスケールできるモジュラー設計を採用しているため、小規模から始めて、進化するビジネスの需要に沿ってシームレスに拡張できます。
ここでは、Superdome Flexを取り上げましたが、他にもHPEではNonStop Xや、Crayなどのミッションクリティカルサーバーもご提供しております。HPEでは幅広いラインナップでサーバーを取り揃えておりますので、ぜひ覚えておいてください。
今回は、第一回目として、HPE ProLiantサーバーの歴史や、ラインナップをご紹介しました。
次回は、サーバーのモデル選択や販売形態に関してご紹介します。
- ブログへ戻る
- より新しい記事
- より古い記事
- MiwaTateoka 場所: Windows Server 2019のCertificate of Authenticity (C...
- OEMer 場所: タイトル: HPE OEM Windows Serverのライセンスに関する質問にすべて回答しましょ...
- いわぶちのりこ 場所: 【連載】次世代ハイパーコンバージド「HPE SimpliVity」を取り巻くエコシステム ー 第3回...
- Yoshimi 場所: ジェフェリー・ムーア氏からのメッセージ - 未訳の新著 "Zone To Win" を解説! (2)...
- Yoshimi 場所: ジェフェリー・ムーア氏からのメッセージ - 未訳の新著 "Zone To Win" を解説! (...
- 三宅祐典 場所: 「HPE Synergy」 発表! ~ (3) この形・・・ ブレードサーバー??