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【連載】導入前のアドバイス - HPEサーバーメリット①:導入
この記事は2020年12月に更新されました
皆様こんにちは、日本ヒューレット・パッカードでサーバーインフラ・仮想化技術関連のPresalesを担当しております、橘です。
「導入前のアドバイス」シリーズということで、随時記事を投稿させていただきます。
これまでの記事のまとめはこちら
今回はHPEサーバーメリット①導入編ということで、HPE ProLiantサーバー導入時に迅速にセットアップが可能なIntelligent Provisioningについてご紹介いたします。
~Intelligent Provisioning~
Intelligent Provisioning概要
Intelligent Provisioning は、iLOのストレージ領域の一部に格納されたミニOSで、OSインストールの補助ツールやハードウェアメンテナンス用ツールを実行します。HPE ProLiantシリーズではGen8から実装されており、Intelligent Provisioning 内のブートイメージを更新することで、格納されているツールやドライバー類が最新版に更新されます。サーバーのプロビジョニングに物理メディアを必要としないため、迅速なセットアップと各種メンテナンスが可能です。
Intelligent Provisioningでできること
Intelligent Provisioningでできることは大きく分けてOSインストールとメンテナンスの実行の二つです。世代によってもできることは異なりますが、以下最新のGen10 / Gen10 Plusの場合で利用できる機能をそれぞれ書き出してみます。
OSインストール関連
- 自動インストール
→HPEが作成したプロセスに従って、サーバーソフトウェアとファームウェアの構成、ストレージのパーティション作成、および OS とドライバーのインストールなどを自動で実行。初回サーバーセットアップ時にはこちらを推奨しています。
- 手動インストール
→ネットワーク、RAID構成といった追加設定を行う場合に実行。
メンテナンス関連
- ファームウェアアップデート
- Intelligent Provisioning環境の設定
- Active Health System ログのダウンロード
- 展開設定の使用
- アレイコントローラーのRAIDボリューム作成
- ハードウェアおよびBIOS設定の変更
- ハードウェア検証(Diagnostics)ツールの利用
- One-button
※設定変更の反映にはサーバー再起動が必要です。
※One-buttonセキュア消去は、別途セキュリティの記事でも出てきます。こちらをご覧ください。
OSインストールには、Windows Server, Red Hat Linux, SUSE Linux, VMware ESXi, ClearOSをサポートしています。それぞれどのバージョンが対応しているかは最新のIntelligent Provisioningをご参照ください。
下記は記事執筆時で最新のIntelligent Provisioning 3.50のリリースノート(英語)になります。
https://support.hpe.com/hpesc/public/docDisplay?docLocale=en_US&docId=a00105662en_us
#日本語版最新は下記Intelligent Provisioning 3.40リリースノートになります
https://support.hpe.com/hpesc/public/docDisplay?docId=a00092480ja_jp
メンテナンスの実行では、ファームウェアアップデートの他、OSを起動し続けたままBIOSの設定を確認・変更が可能です。その他、RAIDボリュームの作成からハードウェア検証ツールの実行、サーバー情報の一括消去といったOne-buttonセキュア消去まで、豊富な機能がそろっています。
それでは、実際の画面キャプチャを見ながらIntelligent Provisioningの起動から各種機能の実行までの流れを見てみましょう。
Intelligent Provisioningの画面
Intelligent Provisioningは、サーバー電源投入時にF10を押下することで起動します。
起動後は二つのメニューがあり、OSをインストールする場合はEXPRESS OS INSTALLを選択します。
EXPRESS OS INSTALLは画面通りに入力を進めるだけで、選択したOSのインストール設定から、インストール先のRAIDボリューム作成、実際のOSのインストールからIPアドレス割り振りといった初期セットアップが完了します。OSによってはインストール作業が煩雑なものもあるので、Intelligent Provisioningで簡単にOSをインストールできるのは心強いですね。
メンテナンスの実行では、BIOS設定やアレイコントローラーのRAIDボリューム作成、システムの消去といった設定変更が可能です。
比較的よく使うのが「BIOS/プラットフォーム構成」での各種設定確認と、「Intelligentストレージ構成」でのアレイコントローラーの設定確認・変更でしょうか。
また、導入ではありませんが、データ消去という観点では、ディスクやログの消去を行う「システムの消去およびリセット」、サーバー全体を簡単に安全に初期化する「One-buttonセキュア消去」もIntelligent Provisioningから実行可能です。
~Intelligent Provisioning Always On~
また、HPE ProLiant Gen10サーバーからは、電源投入時以外にも、OSを起動したままIntelligent Provisioningを利用できる「Intelligent Provisioning Always On」が実装されました。iLO REST APIを利用し、iLOのwebインターフェースから利用できます。
ちょっとしたBIOS設定やアレイ構成の確認のためにいちいちサーバーを再起動することなく見られるようになっています。いったんOSをインストールし起動した後は、Always OnからIntelligent Provisioningを用いることがほとんどです。
※設定変更の反映にはサーバー再起動が必要な場合があります。
以上がHPE サーバーメリット(導入)で、主にIntelligent Provisioningについてご紹介しました。
初めての方でもサーバーへのOSインストールがラクラクできるIntelligent Provisioning, ぜひご活用いただきスムーズな滑り出しを!
参考ドキュメント:
Intelligent Provisioning ユーザーガイド(HPE ProLiant Gen10 サーバーおよびHPE Synergy 向け:日本語版)
https://support.hpe.com/hpesc/public/docDisplay?docLocale=ja_JP&docId=a00017037ja_jp
次回はHPEサーバーメリット②最適化ということでHPE ProLiantサーバーをお客様の用途に合わせてチューニングを指南するHPEのテクノロジーについてご紹介いたします。
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