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2年ぶりにラスベガスで開催、HPE Discover 2022 現地レポート
新井 圭史
日本ヒューレット・パッカード合同会社
コアプラットフォーム事業統括
サーバー製品本部 ビジネス開発部 担当部長
23年間営業に従事し、2021年に製品部門(ビジネス開発)へ異動。アカウントチームと共にお客様、パートナー様へのHPE Value提案を推進
連日猛暑が続き、皆様におかれましても日中のみならず、夜間・早朝の散歩でさえ体に負担を感じる気候かと思います。熱中症にはくれぐれもお気をつけください。(そう言っている私は土日は少年野球のコーチをしており、もやは日焼けではなく火傷のレベルに近づきつつあります。。。)
さて、少し時間が空きましたが、6月最終週にアメリカ ラスベガスにて開催の弊社年間最大のグローバルイベント「HPE Discover 2022」に参加してまいりました。コロナ禍を受け国内含め全く出来ていなかった本当に久しぶりの出張になります。前回は2019年7月にアメリカ サンノゼ出張でしたので、ちょうど3年ぶりの海外出張になりました。
今回は私自身初のBlog執筆となりますが、「HPE Discover 2022」について皆様に現地の熱量・臨場感を少しでもお伝えできればと思います。
HPE Discover 2022とは?
2022年6月28日~30日の3日間のスケジュールで、米国 ネバダ州ラスベガスのホテルで開催されたイベントで、まだ世界的なコロナ禍影響が完全収束には至っていない状況においても世界97カ国から8,000名以上が現地参加した、ヒューレット・パッカード エンタープライズが主催する最大規模のフラッグシップ・カンファレンスです。
CEO兼社長アントニオ・ネリによるHPEのビジョンと戦略や、製品開発責任者による最新のテクノロジーイノベーション、ハイブリッドクラウド、AI、統合データ分析、 セキュアな接続性に関する最新の洞察から、ビジネスをより速く前進させるためのトレンドやテクノロジーをご紹介しました。
サービス型企業への転身完了を宣言
3年越しの現地開催とリモートのハイブリッドで開催され、CEOアントニオ・ネリによるKeynoteでは、2019年にアントニオ本人がHPE Discoverで約束した” Everything as A Service” 化の完了を「HPE GreenLake」の成功により実現したことを宣言致しました。私自身これだけのスピード感で会社が「変化」していくことを体感し、今回の宣言を現地で聞いた時には同様の感覚を強く持ちました。またご参加された多くのお客様やパートナー様から経営者視点からもこれだけ大きな会社構造改革を有言実行できることの凄さをとてもポジティブなメッセージとして頂戴することが出来ました。
その宣言に加えて、これも過去のHPE Discoverでアントニオが発言していたHPEが考える”Data”の概念に対するアップデートも今回の目玉の1つとなっており、“Data”は新しい通貨ではあるが単体では十分でなく、その“Data”から出力される”Insight(洞察)”が重要であること、そしてそのためにお客様はより”Edge-centric”・”Cloud-enabled”・”Data-driven”に注力することが重要であることを改めて強調しました。
Keynoteではその他にも非常に興味深いお客様に登壇頂いていの事例紹介や新たなパートナーシップの発表、今年6月の世界のスパコン順位で1位を獲得した米国エネルギー省オークリッジ国立研究所の「Frontier」に関する報告、新しいHPE GreenLakeサービスの発表がありましたが、私がこのKeynoteにはじまり、HPE Discoverの全セッション、全ブースに至るまで感じたことは「一貫した戦略と方向性」でした。
手前味噌かもしれませんが、弊社の強みは「自ら変化をしていくこと」、「戦略と方向性の先見性」そして、「確実にそれを現実のものにするコミットメント力」なのかもしれないと強く感じたセッションとなりました。このHPE全社に共有された「一枚岩」感は3日間継続して感じたことでした。
Distributed Enterprise(分散型エンタープライズ)の提唱
2日目のKey sessionの1つであったCTOのフィデルマ ルッソのプレゼンは社員としても非常にワクワクする面白い内容でした。
2025年には175ZBのデータが創出され、その内50%はEdgeで創出されると予測される中、ビジネスの機会損失を極小化するためにDistributed Enterpriseというあり方が必要となる、ということが彼女から説明されました。最初に「Distributed Enterprise(分散型エンタープライズ)」と現地で聞いた時にはいまいちピンとこなかったのですが、この後の彼女からの力強く、そして根拠に基づいたプレゼンやデモでとてもスッキリと理解することが出来ました。これだけのエッジ創出のデータをいちいち移動させて処理させていたら結果としてビジネス機会損失に繋がるという考えに基づいた、いわゆるベースの考え方はエッジコンピューティングがより必要になるというものなのですが、ただそれだけでは不十分で、分散されたコンピューティングと処理を協調的に動くようにする。さらに分散されたエッジ環境にクローズされた話だけではなく、データセンターやパブリッククラウドとも協調的に動かすことが必要だと説明しました。これが「分散型エンタープライズ」であり、近い将来のITが進むべき道となるというものです。
これを支えるプロジェクトとして、彼女から「Project Edge Cluster」、「Project Sustainability Dashboard」、「Project Data Map」が紹介されました。
「Project Edge Cluster」
コンピューティング+ストレージ+ネットワーキング+データ管理+ワークロード管理+セキュリティを統合したシステム(アプライアンス)で、分散型エンタープライズを実現するためにあらゆる拠点に分散されたアプリケーション+データ処理を実行できるようになる。
「Project Sustainability Dashboard」
世界のあらゆるところに分散されたITインフラの消費電力情報、CO2排出量情報等を一元的に可視化出来るもので、昨今叫ばれているサステナブルな世界を実現していくためには必須となる機能を提供する。
「Project Data Map」
データを動かすことは無駄であり、機会損失そのものであるという観点から、メタデータを活用することで世界中さまざまな場所に分散されたデータを活用、コントロール出来るようにする。
そしてこれらのプロジェクト/イノベーションをHPE GreenLakeという弊社の中軸を成すEdge-to-Cloudのas serviceソリューションに今後アップデートしていくということが説明されました。
個人的には特に「Project Sustainability Dashboard」が興味深く、私自身も日々HPEのサステナビリティについて社内外問わずプレゼンさせていただく機会があるのですが、会社として「サステナブルな社会の実現」のために一大プロジェクトの1つとして取り組む姿勢はとても嬉しく、そして刺激を受けるものでした。
サステナビリティは今回のHPE Discover 2022の大きな目玉の1つにもなっており、現地ブースでも上記プロジェクトのデモなども体感することが出来ました。
HPE Discover 2022に参加して
今回のBlog投稿ではKeynote及びKey sessionの2つにフォーカスをあてて、執筆させていただきましたが、もちろん他にもたくさんの新サービス、新製品、新パートナーシップ等々の発表もありました。全てを書いてしまうともはやBlogではなく、書籍になってしまいますので今回はこの辺で終わらせていただこうと思いますが、コロナとの共存となる3年ぶりの海外出張で感じたことは、「やはり対面のコミュニケーションやイベントは素晴らしいな」と率直に思いました。
昨年、営業から今の製品部門に異動してから海外のメンバーとはずっとリモートでの会議やメールばかりでのコミュニケーションでしたが、現地では予定していた仲間全員と直接会え、ツーショット、スリーショットの写真を全員と撮影できました。(こちらに掲載できず残念)
帰国後のコミュニケーションもよりスムーズになりまして、世界が完全に戻るにはまだ時間がかかるとは思いますが、早くこのようなイベントや海外との行き来が正常化に近づければ良いなぁと心から感じた次第です。
是非来年のHPE Discover 2023も現地で参加したい!という想いを強くしました。
HPE Discover 2022 アーカイブ動画はこちら:
https://www.hpe.com/jp/ja/events/discover-2022.html
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