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Azure Stack HCIノードに搭載するパーツ選定の考え方
こんにちは、インフラ、Microsoft関連ソリューションの製品プリセールスをしております原です。
前回は、Azure Stack HCIサーバーモデル選定の考え方について見てみました。今回はAzure Stack HCIのサーバーに搭載するパーツの選び方について考えてみようと思います。
Azure Stack HCIは必要なワークロードに応じて、サーバーに搭載するCPU、メモリ、ディスク、NICを選び、柔軟にシステム構築を行うことができます。しかし、逆にどんなパーツを選んだらいいのかお悩みになる方も多いと思います。
パーツの選定にはいろいろな視点があり、選び方も人それぞれだと思いますが、私の考え方を共有させていただき、皆様の選定の仕方の参考になりそうな情報を紹介させていただきます。
サーバーを選ぶ
まず、Azure Stack HCIは認定されたサーバーで構成します。認定されたサーバー選定の考え方については、こちらにまとめさせていただいたのでご参考いただけると幸いです。認定された各モデルにAzure Stack HCIを構成する際のガイドラインに関してのドキュメントが用意されているので、こちらを参照し、パーツを選定するというのが基本的な考え方です。
例えば、DL380であれば、DL380 Solutions Configuration Technical Whitepaperという名前で下のようなドキュメントが公開されています。
Azure Stack HCIを組み立てる時に利用できるパーツはDL380でいえば、DL380 Solutions Configuration Technical Whitepaperに公開されています。ここではDL380を例にとり、どのようなパーツを選んでいけばよいかを見ていきます。
CPUを選ぶ
例えば、DL380でオールフラッシュのSAS SSDでS2Dを作るモデルのガイドラインを見てみます。注意すべき点はCPUの周波数が1.7Gz以上のものを利用すること、HPE ProLiant DL380 Gen10のQuick Specに掲載されているものを使うくらいです。
技術的には、このポイントを押さえれば、CPUを選定できますが、多く流通しているCPU、ノードあたり16 コア以上になるようなCPUを選択するとよいかも知れません。
多く流通しているCPUを選んだほうがよいのは、ノード増設の際に、同じCPUのサーバーを入手するのが、比較的容易であろうということを意図してます。
ノードあたり16 コア以上に、というポイントはWindows Server 2019 Data Centerエディションは16 コアのものから販売されており、16 コア以上のコアを利用するときにはリニアに課金されます。もちろん、システム要件に対して、不必要なコアを購入することは、不経済ですが、Windows Server で提供される16コアをうまく使い切るという点では、16コア以上のCPUを選んだほうが、Windowsライセンスを有効利用できると思います。
ディスクを選ぶ
Azure Stack HCIはPMEH, NVMe, All Flash, HDDからディスクを組み合わせてS2Dを作ることができます。
どのような組み合わせができるかは、Microsoftのこのサイトがよくまとまっていると思います。いろいろな組み合わせができますが、サーバーのモデルにより、搭載を想定している組み合わせ、していない組み合わせがあり、各サーバーモデルのガイドラインに想定しているドライブの組み合わせが掲載されています。
DL380の場合は1ページ目に想定しているディスクドライブの構成パターンを明記しています。
同じガイドラインにある、各モデルのドライブの選定に従うというのが基本的な考え方です。CPUと同じくQuickSpecに掲載されているモデルを選ぶという考えです。
搭載すべきドライブは、ここまでのところで決められたと思うのですが、S2Dを構成するときにはキャッシュディスク、キャパシティーディスク の最低本数もあるため、その考慮も必要です。ポイントとなる考慮点を以下にまとめさせていただきました。
本題とは少し逸れてしまいますが、サーバーに搭載する物理ディスクが決まったら、Azure Stack HCIとして、実際に使えるストレージ容量を知りたくなると思います。いわゆるAzure Stack HCIのストレージの実効容量はMicrosoftで提供しているStorage Spaces Direct Calculatorを利用し計算します。
メモリを選ぶ
メモリも各サーバーの構成ガイドに従って選択します。DL380の場合はDL380 Solution Configuration Technical Whitepaperですが、QuickSpecに掲載されているモデルを選択する、ノードあたりの最低搭載量は64GB以上というのがポイントです。本記事のCPUを選ぶの章と同じ図で確認することができます。
NIC(Network Interface Card)を選ぶ
Azure Stack HCIのネットワークにはS2D用のネットワークと管理用ネットワークが必要です。S2D用ネットワークにはRDMA対応のNICを選択するという点がポイントです。これらのネットワークを構成できるようなNICを選択する必要があります。
DL380の場合は構成ガイドの以下ページにS2D用に使うべきNICを掲載しており、この中からサーバーに搭載するものを選びます。
また、ネットワークに関しての留意点にスイッチレス構成をサポートとあります。Azure Stack HCIでは3ノードの時にでもS2D用ネットワークを作るのに、ネットワークスイッチ無しで構成をとることもできるのが特徴の一つです。そのため、ROBO(Remote Office Branch Office)のシナリオで利用いただく際に、S2D用のネットワークスイッチなしでも利用できる経済的なソリューションと言えると思います。こちらについては、今後どこかで取り上げたいと思います。
その他
ストレージコントローラを介して、ストレージドライブを制御します。ストレージコントローラでまとめたストレージドライブをS2D領域にします。搭載可能なストレージコントローラは、NICを選ぶの図と同じ表で定義されており、HPE SmartArrayシリーズでの実装を想定しています。
ストレージコントローラには、色々なモデルがありますが、接続できるストレージドライブの数、接続先、形状が各モデルが異なります。搭載するストレージドライブの個数などを勘案し、適したものを選択します。それぞれがどのようなモデルかはこちらのページが簡潔にまとまっていると思います。
DL380を例に、Azure Stack HCIに搭載するパーツの選定基準を見てみましたがいかがでしたでしょうか。ここで参照した構成ガイドが、基本となる考え方を提示しており、かつ最新情報ですが、読み込むのは骨が折れると思います。英語の資料を読み込むのが大変という方向けに、日本語で簡易的なサンプル構成の資料を準備させていただいておりますので、ご興味ある方は、弊社担当営業までご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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