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「HPE Synergy」 発表! ~ (3) この形・・・ ブレードサーバー??
2016 年 1 月 27 日に日本国内でも発表させていただいた、
新生 Hewlett Packard Enterprise の新しい製品ライン 「HPE Synergy」。
今回は、目玉の 1 つである Software-Defined と、発表会や各種のイベントでよくいただいた 質問 について、担当エバンジェリストからご説明いたします。
「Software-Defined xxx」のニュアンス、誤解していませんか?
突然ですが、みなさん Software-Defined ってご存知でしょうか?
日本では「ソフトウェア定義の○○」などと訳されますが、"定義" なんて言葉を使うと余計理解しづらくなる気がします。少し自然に訳すと「ソフトウェアによる○○」になりそうですが、この訳も危険です。なぜなら「ソフトウェアで作られる○○」と誤解してしまうからです。
ここでの Defined は「操られる」「コントロールされる」と意訳した方が良いでしょう。即ち、Software- Defined xxx とは「ソフトウェアから操られる○○」ということです。常にハードウェアの状態や仕組みを意識しつづけるプレッシャーから解放されるというのが最大のメリットだと思います。
分かりやすい一例が SDN (Software-Defined Networking)。
SDN は、コントローラーと呼ばれるソフトウェアベースの指令塔から、ネットワーク全体をコントロールしてしまうというものです。具体的に言えば、これまでは個々のネットワーク機器内でパケット単位で制御していましたが、この制御機能をソフトウェアベースの管理サーバーに集約し、トラフィックフロー単位で統合管理してしまおうというもの。つまり、「ソフトウェアから操られるネットワーク」になります。
ちなみに、「ソフトウェアで作られるネットワーク(機器)」は別の言葉になります。
大手通信キャリアを中心に検討が進んでいる NFV (Network Functions Virtualization) ですね。
写真 「HPE Synergy コンポーザー」
HPE Synergy は「Software-Defined Server」
個人的に、Syngery は「Software-Defined サーバー」か「Software-Defined インフラ」と名乗っても良いのでは、と思います。これは、Synergy は ソフトウェアから操れる ためです。
Synergy には、サーバーのほかに「コンポーザー」というコンポーネントがあります。コンポーザーには HPE OneView という統合管理ツールが搭載されているために、一見単なる管理サーバーに誤解されがちなのですが、実はもっと重要な役割があります。それは Unified API という API をホストしていることです。
API というと、私を含めたインフラ系のエンジニアは畑違いと感じて構えてしまいがちなのですが、そこは気にすることはありません。「アダプタ」や「プラグイン」と呼ばれていた既存技術の延長線にあるものと思ってもらえば親しみが出るでしょう。しかしながら、従来のそれとは違い、コンポーザーに実装された Unified API はサーバーなどのインフラコンポーネントをとても上手に扱えるようになっています。例えば、監視やモニタリングだけではなく、構成や設定も可能です。
流行りの RESTful API がベースになっていますが、プログラム開発する必要は全くありません。下図のような様々なベンダーや製品がこの Unifiled API に対応を表明いただいており、HPE Synergy を上手に組み立ててくれます(Composable)。
要は、Unified API はソフトウェアが「こうしたい」「こうして欲しい」と思ったことを、ハードウェア側に正しく伝え、フィードバックしてくれるプロの通訳のようなものです。とても重要な役割ですので Composable Infrastructure に舵を切った大手各社はどこも進めています。
前回の内容 にもつながりますが、特定の1ベンダーや1ソリューションに特化したハードウェアや API を作るのは簡単です。しかしながら、仮想化やコンテナ・ベアメタルといった、複数のベンダーや複数のソリューションの言語を同時に喋れるハードウェアや API を作るのは、3ヶ国語や4ヶ国語を操れる人材を探すのと同様に、簡単ではありません。HPE は元々 ISV アライアンスに強いこともあり、多くの製品と対話できる Unified API は Composable 戦略を進めるうえで強力な武器となっています。
この形・・・ ブレードサーバー?
世界初のコンポーザブルインフラということで、HPE Syngergy はメディアのニュースにも大きく取り上げていただきましたが、そのシャーシ型の形状から「HPE Synergy ってブレードサーバーの新型?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実際、この質問はとても多いです。
直接ラッキングせず、シャーシやエンクロージャーと呼ばれる器を介してラッキングするようなサーバーを「ブレードサーバー」とカテゴライズするのであれば、Synergy もブレードサーバーです。ただ、そうなると弊社では Hyper-Converged も Moonshot も Superdome もみんなブレードサーバーということになります。Synergy と見た目が一番似ているのは Apollo 6000 System か BladeSystem c-Class だと思いますが、それぞれ次期バージョン(Gen10 ?)を鋭意開発中です。
―――よくよく考えてみると、HPE のサーバーって DL シリーズと ML シリーズ以外は全部シャーシ収容型のサーバーでしたね(笑)
HPE はこのタイプのサーバーの開発力に強みを持っていますし、実際にお客様からの反応を見ても自信があります。小~中規模向けの Hyper-Converged やミッションクリティカルの Superdome X に至るまで、HPE の持つサーバーの製品開発力・技術力をどんどん組み込んでいく予定です。
HPE Synergy の日本投入は今春~夏くらいになりそうです。
米国開発部門で最終調整に入ると同時に、日本法人でも社内トレーニングや GUI の日本語化などリリース準備を着々と進めています。
お楽しみに!
- 「HPE Synergy」 発表! ~ (1) 世界初のコンポーザブル・インフラストラクチャ
- 「HPE Synergy」 発表! ~ (2) コンポーザブルって、コンバージドと何が違うの?
- 「HPE Synergy」 発表! ~ (3) この形・・・ ブレードサーバー?? (←)
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