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MiwaTateoka

Windows Server 2022が登場。HPE ProLiantサーバー上に実装する方法

2021年9月にWindows Server 2022の一般提供 (GA) は、あらゆる規模の企業がクリティカルアプリケーションを実行するのに信頼を寄せているオペレーティングシステム (OS) の進化を意味します。Windows Server 2022は、これまでのセキュリティのレガシーを継承しつつ、新たなハイブリッドクラウドのシナリオとアプリケーションのモダナイゼーションを可能にし、進化するビジネス要件にお客様が対応できるよう支援します。

本リリースの重要なポイントは、次のとおりです。

  • OSをはじめとする、組織のセキュリティを強化する高度なマルチレイヤーセキュリティ
  • オンプレミスITをMicrosoft Azureに拡張して効率性を向上させるハイブリッド機能
  • 開発者やその他のITプロフェッショナルがさまざまなアプリケーションを構築・展開できるようにする柔軟なアプリケーションプラットフォーム

Windows Server 2022はEssentials、Datacenter、Standardの各エディションで提供されます。Microsoftは、ひとつ前のOS (Windows Server 2019) からのダイレクトアップグレードもサポートしていますが、一部のデフォルト値が異なる場合があるため、新規インストールを推奨しています。また、Windows Server 2022は最新プロセッサーを活用するように設計されているため、HPE Gen8サーバーとGen9サーバーはWindows Server 2022のサポートまたは認定の対象ではありません。HPEでは、Gen10、Gen10 Plusまたはより新しい世代のWindows Server 2022認定モデルのラインアップを推奨しています。

セキュリティ強化を考えていらっしゃる方のために、Windows Server 2022ではインテルXeonプロセッサー Ice Lake  またはAMD EPYCプロセッサー Milan 搭載した一部のProLiantモデル、Apolloモデル、Synergy Gen10 Plusモデル上に、「Secured-core OS」を導入するオプションを提供しています。

  • DL360 Gen10 Plus
  • DL380 Gen10 Plus
  • DL325 Gen10 Plus v2
  • DL385 Gen10 Plus v2
  • DL345 Gen10 Plus
  • DL365 Gen10 Plus
  • Apollo XL220n Gen10 Plus
  • Apollo XL290n Gen10 Plus
  • Apollo XL420 Gen10 Plus
  • XL225n Gen10 Plus
  • XL675d
  • XL645d
  • Synergy SY480 Gen10 Plus

新しいリリースでは、Windows Server Coreがデフォルトでインストールされていますが、フルデスクトップエクスペリエンスをインストールするオプションも用意されています。HPEの最新のテクニカルペーパーでは、両オプションに関するガイダンスをご紹介しています。また、現在サポートされているHPE ProLiantサーバーのリスト、Windows Server 2022 Support Packに関する情報とインストール手順についても掲載されています。

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MiwaTateoka