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MiwaTateoka

Windows Server 2022のダウングレード権をご存知でしょうか。詳細をご確認ください。

セキュリティ、ハイブリッド、そしてコンテナでのイノベーション推進のためにWindows Server 2022への移行を検討中ですか?移行をよりスムーズに実現する有効な手立てのひとつ、ダウングレード権およびダウンエディション権をご紹介しましょう。ダウングレード権およびダウンエディション権を行使すると、購入した最新のWindows Serverオペレーティングシステム (OS) のライセンスで、以前のバージョンのWindows Serverを実行することができます。新しいOSに対応していないレガシーのビジネスアプリケーションを引き続きサポート可能です。

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  • ダウングレード権は、お客様が取得したWindows Serverのライセンスで、それ以前のバージョンのWindows Serverを使用することができる権利です
  • ダウンエディション権は、お客様が取得したライセンスで、それより下位のエディションのインスタンスを実行することができる権利です
  • ダウングレード権とダウンエディション権を組み合わせることで、お客様が取得したライセンスより前のバージョンや下位のエディションを使用して、組織の環境をより柔軟にサポートすることができます

 

例えば、現在サポートされているダウングレード権やダウンエディション権を行使すると、以下のように以前のバージョンや下位のエディションを使用できます。

 

Windows Server 2019 Datacenter

  • ダウンエディション:  Windows Server 2019 Standard
  • ダウングレード:  Windows Server 2016 DatacenterまたはWindows Server 2012 R2 Datacenter
  • ダウングレードおよびダウンエディション:  Windows Server 2016 StandardまたはWindows Server 2012 R2 Standard

 

Windows Server 2019 Standard

  • ダウングレード:  Windows Server 2016 StandardまたはWindows Server 2012 R2 Standard

 

Windows Server 2022 Datacenter

  • ダウンエディション:  Windows Server 2022 Standard
  • ダウングレード:  Windows Server 2019 DatacenterまたはWindows Server 2016 Datacenter
  • ダウングレードおよびダウンエディション:  Windows Server 2019 StandardまたはWindows Server 2016 Standard

 

Windows Server 2022 Standard

  • ダウングレード:  Windows Server 2019 StandardまたはWindows Server 2016 Standard

 

これらのダウングレード権およびダウンエディション権を行使することで、アプリケーションの移行がシンプルになり、最新のOSへの切り替えの障害となる要因を取り除くことができます。

 

HPE OEM Windows Serverのダウングレードのインフォグラフィックをご覧ください。

 

スクリーンショット 2022-07-08 091008.jpg

 

 

 

権利の取得方法

お客様が新規のHPE ProLiantサーバーと共にHPE OEM Windows Serverライセンスを購入する場合、購入時にふたつ前までのバージョンのダウングレードメディアキットを注文することができます(Windows Server 2022の場合は、バージョン2019または2016)。最新バージョンであるWindows Server 2022 DatacenterからWindows Server 2022 Standardへのダウンエディションが必要な場合は、サーバー購入後にHPEのダウングレードフルフィルメントポータルからリクエストしてください。また、HPEから入手できるダウングレードキットは、HP、HPE、または当社の認定リセラーから直接購入したWindows Serverライセンスのみを対象とします。

 

Windows Server 2022の導入を躊躇しているお客様には、HPE OEM Windows Serverのダウングレード権およびダウンエディション権を利用することで、レガシーアプリケーションをサポートし続けながら安心して最新のWindows Server製品に移行できることをご案内ください。

 

詳細はこちら:

 

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MiwaTateoka