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2020年のITはどうなる? -2- テクノロジー編 (前編)
2020年以降のITの未来を予測するシリーズ、2回目のテーマはITテクノロジーです。人類が生成したデータの約90%が過去3年で生成される時代、今後は人から物へ、マシン同士がデータを作り出す時代には途方もないデータ量が生成されます。一方それらのデータを計算するコンピュータの世界は70年間基本アーキテクチャーは変わらず、ムーアの法則もここ数年では破綻すると考えられています。さらにエッジコンピューティングの台頭は将来のメガデータセンターのあり方自体を変えるインパクトをはらんでいます。いずれの場合でも今後何らかのブレークスルーが必要になってくるのですが、それはいったい何なのでしょう?
マシン・インテリジェンス
人類が生成したデータの約90%が過去3年で生成される時代、少し前のバズワードであった「ビッグデータ」はもはや特別ではなく「普通の世界」になりつつあります。大量かつ多様なデータを分析してビジネスや公共サービスなどに利用する試みはすでに行われています。NY州バッファローでは住民からの通話内容やそれぞれの部署のバラバラに保存されているデータを関連付けることでより適切な市民サービスを実現する試みをしています。それ以外にも高度なデータ分析技術は、銀行が振り込め詐欺を検出したり、発電所が早期異常検知を実現したり、航空会社が飛行機のルートの最適化を行ったりと様々な場面で活用されてきています。さらにパブリッククラウドサービスの充実化により、少ない投資でだれもがデータ分析基盤を持てる時代になりました。超高速データ分析基盤の多くは従来のストレージではなく、さらに高速なメモリーで行われるのが一般的です。これをインメモリー・コンピューティングと呼びますが、そこで課題となるのがメモリーの拡張性です。それぞれ小さなメモリープールを搭載した大量のサーバーを並列に並べることも可能ですが、その場合それぞれがメモリーバスから何段階もの個別インターフェースを経てデータのやり取りを行う必要があり極めて効率が悪いのです。そこでより大きな単一のメモリー空間を実現する製品も出てきていて、汎用サーバーの世界でも48TBのメモリープールを実現できる製品(HPE Superdome Flex)もあります。
一方データベースの世界にも最適化された技術が導入されています。MITの助教授Michael Stonebraker氏とHPEが共同開発したVertica は代表的なカラムナ・データベース(列指向型データベース)で、従来型DBと比べて驚異的な分析スピード(クエリを50~1000倍 高速化)を実現します。
バーチャル・リアリティからリアルへ
VR市場は2020年までに1050億ドル(10兆円以上)に達すると見られています。また世界のVR関連製品ユーザーは2018年までに 1億7000万人に達すると見られています。
VRといえばやはり映画やゲームを連想される方も多いと思いますが、カンヌのグランプリを受賞し話題となったニューヨーク・タイムズ紙のVR(仮想現実)体験「The Displaced」は、紛争で故郷を追われた難民の子どもたちの生活を、安全な場所にいながら体験できるものです。ここでのポイントはコンテンツやアプリを用意すると同時に、カードボードビューア(VR用の段ボール製簡易ヘッドマウントディスプレー)100万個を定期購読者に無償配布したことでしょう。やはりヘッドマウントディスプレイを購入するというハードルは高く、その部分を上手に解決したことがヒットの要因となったと考えられます。それ以外でも医学の世界では、クリーブランドのCase Western Reserve大学が解剖学の授業でVRを利用しています。修理やメンテナンスは多くのマニュアルを読みながら進める必要があり、VRにはうってつけの応用分野です。家電から車や飛行機にわたるまで、スマートグラスに映し出される回路図やマニュアルを実際の修理する対象に重ね合わせながらミスなく修理ができるわけです、これもすでに独自動車会社等で採用が始まっています。北米を拠点とする大手DYIチェーンのLowe’s ではVRヘッドセットを使って事前にリフォーム体験ができます。さらに店舗に設置されている自動販売機から無料のカードボードビューアを持ち帰るとYouTube 360を使って自分のデザインした内装を自宅でも確認できます。さらにAR機能を追加することで、実際の自分の部屋に立ちながらリフォーム後のイメージや、家具や冷蔵庫の配置等を確認することができます。Ikeaも同様のサービスを提供しています。こちらでは家具の色や種類を変更できるだけでなく、家具の見え方も大人目線と子供目線で確認できる優れものです。一方お弁当箱のようなヘッドマウントディスプレーなしでVR/AR体験ができたとしたら、さらに良いと思いませんか? それを一部実現した独自動車メーカーがあります。ヘッドライトを使って目の前に「曲がる方向へのサイン」、「道路の輪郭」、「検出した人影」、「雪のアイコン」等のアラートや様々な情報を映し出す機能を量産車に実装すると発表しました。(DIGITAL LIGHT)これは自動車限定ではありますが、今後もヘッドアップディスプレイからグラス(眼鏡)へ、最終的にはグラスもなし(コンタクトレンズ型等)という方向に開発は向かうでしょう。
今回のテーマは非常に幅広いため、前編はここまで。後編では ポスト「ムーアの法則」時代のコンピューター、またさらに重要度を増すセキュリティ、3Dプリンターの実利用分野等について語ってみたいと思います。
フルレポートは以下からダウンロードいただけます。
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