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あなたのネットワーク、実は遅くないですか?
「DXを実現するために、これからのネットワークに求められるもの」でもありました通り、HPE Pointnextでは、最新の技術動向やマーケットを捉えながら、お客様のネットワークの今後のあり方を検討し、お客様にとって最適なネットワーク環境を実現するための、各種コンサルティング、アドバイザリー、プロフェッショナルサービスを提供しています。
HPE Pointnextには、ネットワークの領域でも非常に高度な技術と豊富な実績を持つエキスパート陣が在籍しています。
今回のHPE Pointnext ITエキスパートブログは、「ネットワークの可視化」に関してPointnext事業統括 GreenLake & コンサルティング推進本部ネットワークセキュリティ部の横山 博樹がお話します。
最近、ユーザからネットワークが”遅い”という声を耳にすることが多くなってきてませんでしょうか?
「HPEの考えるWX ~新しい働き方を実現するビジョンと意識改革~」でも触れられているように、昨今のパンデミックにより、企業のクラウド化やテレワークへの移行が急加速している中、オフィス以外でネットワークを利用するシーンにおいて、その体感について目が向けられつつあります。
では、皆様はその”遅い”の根本原因を的確に把握し、対処出来ておりますでしょうか?
今回はHPE PointnextのRight Mix Networkingというソリューションの中の『可視化』についてお話をしていきたいと思います。
まず、下の図を見ていただきたいのですが、ユーザの”遅い”という体感を可視化、つまりは定量的にはかりたい場合、今までのオフィス内や自社データーセンターをメインとしたネットワークと、これからのインターネットを中心としたネットワークでは、その方法に大きな違いがでてきます。その理由としては、ユーザのネットワーク環境も自宅やカフェ、オフィス等、アクセス環境ごとに様々で、通信自体もインターネット回線、WAN、LAN、4G、5G等、多様化の時代となり、企業のリソースも自社では所有していないクラウド上にあることが増え、以前と比べて見えないものが多くなったためです。
つまり、今までのアセット管理やネットワーク機器の障害などの可視化だけでなく、End to Endでのデータが通る経路やその状態を可視化することが大切です。
また、最近だと単に見える化するだけでなく、Insight (物事の本質を見抜く洞察力)、Observability (可観測性)という、可視化から得られたデータを活用し、問題に対する根本原因の特定や、現行ネットワークの今後の改善に使っていく意味での『観測』というキーワードもよく使われます。
可視化・観測が出来ていないと・・・
では、ユーザの体感の可視化・観測ができていないと、どのようなことが発生するでしょうか?
例えば、「DXを実現するために、これからのネットワークに求められるもの」にてお伝えしたように、ネットワークを同じ社会インフラである道路に例えるなら、可視化・観測できていないのは、自身が利用する道路が見えていない、まさに道路が凸凹であったり、穴があいているのに、それに気づけずにいる状態です。
道路にあいた穴に気づかず放置しておけば、渋滞や事故が起こり、交通量の滞留、減少、ドライバーのストレス、不満が溜まり、苦情に発展します。
また、穴に対して講じた対策が適切でなく、一度できちんと穴をふさげなかった場合や道幅が狭くなるなどの暫定的な対処をしてしまった場合、結果としてその”遅い”が解決されず、ユーザは、「ああ、またか・・・、どうせ直らないんでしょ・・・」と、インフラに対する不信感が募ります。
可視化・観測によるメリット
では逆に、可視化・観測がしっかりと出来た際に、享受できるメリットには何があるのでしょうか?可視化・観測するのは“遅い”だけでなく“正常”“速い”も含まれていることが重要です。
HPE Pointnextでは可視化・観測の実現とは、各ユーザのいる環境からオンプレやクラウドまで、End to Endでの通信の状態が「常に」見えていることだと考えます。
そこから得られる情報は非常に大きく、企業のサステナビリティや従業員の生産性向上に寄与します。具体的には以下のメリットが考えられます。
Prediction - 予兆検知
・常態のデータを積み上げることで、常態から外れた、おかしい部分にすぐ気づくことができる。
⇒問題の早期発見が可能で、ユーザが気づく前に、先回りして問題の対処が出来る!
Operation & Support - 運用&障害対応
・問題が発生してしまった場合でも、ユーザの問い合わせに対して、ユーザが直面している状況への把握、切り分けが、正確かつ即座に出来る。
⇒ユーザのIT部門への満足度が向上する!ユーザの仕事の生産性も上がる!
Measurement - 測定&観測
・常態データから、今後のトラフィック予測などの精度を高めることでができる。
⇒更改や増設の計画に活用し、将来への無駄な投資の抑制や、全体最適化のための元データとなる!
正しい可視化の難しさ
じゃあ、うちでも可視化しよう!と言っても、実は可視化・観測の1番の難しさはここからです。ユーザが体感している”遅い””速い”とは、End to Endのアクセス時間のことです。ユーザーが何か操作をしてから、その結果が表示されるまで、その間のすべてのプロセスが体感となります。実際には、アプリケーションの応答や端末の処理速度なども含まれることになりますが、まず「ネットワーク」という範囲においては、その経路をユーザの通信と同じように、ユーザが通る順序で計測していくことが、“遅い”の現状を評価するために有効になります。
弊社にご相談頂いたお客様でも、”遅い”の原因に対する認識が、大きくずれていたケースが散見されます。
例えば、自社のネットワークのインターネットとの回線容量が足りないと思っていたが、実はクラウド事業者側のキャパシティが足りず、度々落ちていた、というようなお話や、オフィスの無線のアクセスポイントが原因だと思っていたら、DNSの名前解決の通信でのみ遅延が発生していた等、自社の運用システムのカバー範囲で可視化・観測できているつもりが、実際はユーザー体感を可視化・観測するにはまったく足りていなかったというようなケースです。
この問題を解決するには、端末となるデバイスの接続しているネットワーク、その先のネットワーク機器、回線、名前解決、アプリケーションが稼働しているサーバ、そのサーバの先にあるデータベースやストレージ、連携しているその他のシステムやクラウド、とEnd to End +α で、システム全体の通信を考慮し、それぞれのロケーション、経路やホップ数、アクセス時間、各々の状態を数値化・定量化をし、可視化・観測データとして積み上げていかなければなりません。
どこからどこまで、何を、どんな視点から、どのレイヤで、どう見るか、をしっかりと検討しないと、本来見たかったものが、ちゃんと見えてこないのが、可視化を行っていく上での難しさなのです。
まとめ
HPE Pointnextでは、様々なお客様の様々なご要望に対して、最適な可視化ソリューションのご提案が可能です。
HPEのコンサルタントが提供する、ワークショップやラウンドテーブル、勉強会は、お客様の現在の課題のみならず、新しいシステムを導入するにあたり、今後出てくるであろう課題を含め、お客様のITインフラにInsightをもたらします。
ぜひ弊社日本ヒューレット・パッカードまで、お気軽にご相談を頂ければと存じます。一緒に可視化・観測を実現し、綺麗なネットワークの道路とその運用を最適化していきましょう!
【関連過去HPE Blog】
HPEの考えるWX ~新しい働き方を実現するビジョンと意識改革~
DXを実現するために、これからのネットワークに求められるもの
DXを支えるWorkstyle Transformation(WX)とInfrastructure Transformation(IX)
HPE DXプラットフォーム デジタルワークプレイス
https://www.hpe.com/jp/ja/solutions/dx-platform.html#digitalworkplace
HPE Pointnext Serviceで一歩先の未来へ
https://www.hpe.com/jp/ja/services/pointnext.html
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