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シードサービスセンターのご紹介~私たちの障がい者雇用とSeed Next~【HR News Vol. 2】

障がい者雇用

日本では、障がい者が働く機会を得、ともに生活できる社会の実現をめざすために、障がい者の雇用を義務付ける「障害者雇用促進法」があります。

社員数に対して雇用するべき障がい者の割合を「法定雇用率」と言い、現在の割合は「2.3%」。
雇用率を達成できていない企業には、ペナルティ(納付金を収める、行政指導が入る、企業名が公表される)が課せられます。

単なる法律の義務を果たす、という目的ではなく、障がい者の能力を伸ばす、適性を見極めて仕事を任せる、長期的なキャリアを応援する企業があります。

それがHPEです。

HPEはDEI(ダイバーシティ・イクイティ・インクルージョン)の精神を大事にする企業です。

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多様性・公正性・包括性は、成功をもたらす重要な原動力です。

文化、国籍、民族、言語、信仰、考え方、性別、年齢といった多様性を認めて活かすことによって、社員一人ひとりがリーダーシップを発揮し、ビジネスを前進させると考えているからです。

そして多様性・公正性・包括性を尊重する精神を形にしたもの、それがHPEのシードサービスセンターです。

 

シードサービスセンターSeed Service Center

 

シードサービスセンターは2001年からスタートしました。

2022/10/10 FamilyDay SEED集合写真2022/10/10 FamilyDay SEED集合写真

身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がい、様々な障がいを持つ社員が入社し、1~2年間のカリキュラムを受け、それぞれの適性を生かして働いています。

例えば、

四肢障がいの方には車いすで移動しやすいような幅の広い施設設計を行う。

視覚障がいの方には目の負担の減らすために拡大鏡などの補助具を使用する

聴覚障がいの方には音声をリアルタイムで文字起こしをする。

上記は一例ですが、シードサービスセンターは、このように障がいがある人が働きやすい環境が整えられています。

こういった施設、備品等の充実に加え、手厚い研修制度もシードセンターのもう一つの大きな魅力です。

 

SEED Business Learning curriculum」と呼ばれるものです。

研修は3種類あり、Business Basic研修、PC研修、On the Job Trainingに分けられます。

このcurriculumにて、PCや社会人の経験が浅い入社者も、基礎から応用までのPCスキル、ビジネススキルを1年間で確実に身に付けていきます。

こうして入社、卒業していった社員は総勢約100名にも上ります。

 

近年では、Taskチームというものを立ち上げ、新人受け入れ体制の整備、メンタリング、英語力向上、コミュニケーションの促進などの活動も活発化しています。

 

そして、202211月、同センターは設立から20周年を超え新たなStageを迎えようとしています。

この20年間、充実した人材育成にてビジネスパーソンが育成され、ハイレベルなPCスキル、ITスキルでビジネス貢献を日々展開してきたことを踏まえ、これから、私たちだからこそできることは何か?をメンバーで話し合い、方針を立てました。

それがSEED Nextです。

私たちのミッション

会社、本人の努力により、障がいを有するメンバーがお互いを理解しあい能力を最大限発揮できる職場環境を維持向上させる。

長期的なキャリアプランのもと、多くの経験を積みながら、さらにハイレベルなスキルを獲得していく。

プロアクティブな姿勢で業務に取り組み、またチーム力を高め、ビジネスに貢献する

多様化した価値観を持つことに貢献するために、これまで以上に社内外の人と多く関わっていくことでDEIの浸透を体現していく。

 

ミッション実現のためには具体的な行動計画が必要です。

①「スキルアップとチャレンジ」

学習機会を拡充させていき、チャレンジにつながるようなスキルを身に付ける

(英語、sharepointVBAPPTデザイン)

経験や前例のないことも失敗を恐れずにチャレンジする

 

②「コミュニケーションと自己開示」

持てる知識を共有し、チームの力とすることで前進する。

また、その際に出来る事、出来ない事を伝えることから始めて、できない事に関しては、どうしたらできるようになるのかという事を検討する。

 

また、このミッションを達成するべく、センター内で、3つのTeam+3 つのTaskの設置を計画しています。

 

SEED 新しい組織図SEED 新しい組織図

 

SEED NEXT .png

●Operation Support Teamでは

Operation業務受託(データ入力、定期レポートの作成)

中短期の現場でのサポート業務等を担います。

●Communication Branding Teamでは

DEI、障がい理解の促進、他部署メンバーとの交流企画、同センターや人事の広報活動、WebサイトのUpgrade等を行っていきます。

●Technical Support TeamDX化が急速に進む昨今では必須のチームです。

プロセス効率化、映像支援、入社者向けPCセットアップなどのテクニカルな面でのサポートを行います。

以上がSEED Nextの概要です。

トップダウンではなくボトムアップのスタイルを貫くHPEでは、「こうしたい」「やってみたい」を言える会社です。

私たちのシードセンターを、私たちの力で良くしていきたい、より働きやすいものにしていきたい、社会に貢献していきたい、を具体化した『Seed Next』に挑戦できることに大きな期待を抱いています。

SEED NEXT2.png

 

SEED新人受け入れ/メンタリング Task

新入社員の方々が、安心して入社できるようにする
新入社員の方々に、一日でも早く職場に慣れてもらう
新入社員の方々が、安心して働けるようにする


●コミュニケーション/透明化 Task

メンバー同士が健康で、安心して力を発揮できる環境作りを「コミュニケーションの力」で実現する

●Go To Global Task

シードサービスセンターの魅力をGlobalへ発信するためにひとりひとりが英語力を高める

 

プロフェッショナルなビジネス貢献と障がいがあるからこそできる社会貢献

これからもシードサービスセンターはDEIの定着と推進を目指します。


Working (15).jpgシードサービスセンターではスタッフ5名、メンバー9名で様々な業務、活動に貢献しています。この記事を読んでくださった皆さまにシードサービスセンターについて知っていっていただけたら幸いです。シードサービスセンターについて詳細はこちらをぜひご覧ください。現在、2023年4月入社者(SEED Business Learning curriculum受講者)を募集中です。障がいを強みに変え、チャレンジ精神を大切に精進していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。

 

【過去の配信記事】

新卒内定者による参加レポート! 3年ぶりにHPEオフィスで内定式を開催しました【HR News Vol. 1】

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作者について

MaiahS

`Human Resources`&`SEED Service Center` BLOG 【HR News】 日本ヒューレット・パッカードの人事制度や働き方、カルチャーについて発信していきます。