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【連載 : 産業別ソリューション】TELCO – vRAN編
皆様こんにちは、日本ヒューレット・パッカードでOEMを担当している仁平です。
産業別ソリューションの連載第5弾です。今までの連載をご覧になったことがない方は、産業別ソリューションとしてのHPE OEMとは?というこちらの記事をご覧ください!
HPE OEMソリューションのホームページ( hpe.com/jp/oem )もぜひご覧になってください。
~コアネットワークから始まった仮想化の波~
現在、日本国内では5Gサービスの展開が進んでいます。2020年3月のサービス開始から2年以上経過し、5G対応のスマートフォンをご利用中の方も多いのではないかと思います。今回は、5Gの「あちら側」についてのお話です。
5Gのコアネットワーク領域では汎用サーバー(COTS)を利用したNFV (Network Functions Virtualization)環境がスタンダードになりつつあり、その仮想化の波は無線基地局(RAN=Radio Access Network)の世界にも及びつつあります。
~基地局の仮想化~
電気通信事業者にとって、基地局の整備は頭痛のタネでした。
というのも、これまでのRAN環境はアプライアンス型の専用機をベースに構成されており、機器間の接続は同一ベンダを前提としたクローズドな環境でした。
この課題を解決するためOpen RANアーキテクチャーの検討・導入が進んできていますが、この取り組みをもう一歩先に推し進めたのがvRAN(virtual RAN)です。
Open RANアーキテクチャーを採用することで専用機をマルチベンダー化することが出来ますが、vRANは専用機が提供していた機能を汎用x86サーバー上の仮想環境に実装することで、ソフトウェアとハードウェアのデカップリング(分離)が可能となります。
とはいえ、実際に専用機から汎用サーバーへと移行するまでの道のりには、いくつか解決すべき課題があります。
例えば、
- 無線基地局は全国津々浦々に分散配置されているため、機器の設置やメンテナンス時にサーバー専門の技術者が現地対応出来るとは限らない。
- 無線機等のメンテナンス以外の目的でも色々な人々が出入りできてしまう。
といった点です。
特に後者に関しては、基地局設備への物理的接触まで考慮した、ハードウェアレベルでのセキュリティ確保が欠かせません。
政府の政策課題としても、ハードウェアのセキュリティ対策は注目度が高くなってきています。現在、国会で経済安全保障推進法案の審議が進んでいますが、経済安全保障の対象領域となる基幹インフラのひとつに電気通信事業も含まれています。総務省も、5Gのセキュリティ対策としてハードウェアレベルでの脆弱性対策が必要だとしています(『ICT サイバーセキュリティ総合対策 2021』別添資料より)。
~ハードウェアレベルのセキュリティと最新ゼロトラストテクノロジーで解決~
HPEは、ハードウェアレベルのセキュリティを担保するテクノロジーとしてHPE ProLiant Gen10サーバーシリーズからHPE Silicon Root of Trustを実装していますが、最新世代のHPE ProLiant Gen10 Plusサーバーでは、ゼロタッチオンボーディングという機能が新たに追加されています。
これは、サーバーがHPEの工場で製造されたものであることを示す証明書を埋め込んだ状態で出荷し、お客様のネットワークに接続する際の認証に利用する技術です。従来型のMACアドレス認証には詐称・書き換えのリスクがありましたが、このテクノロジーによって、そのようなリスクを排除することが可能です。また、サーバー導入のスキルを持った技術担当者が不在の場合にもセキュアに導入が可能なため、全国にあまねく配置されている無線基地局との相性も抜群です。
ゼロタッチオンボーディングについては、こちらの解説動画もご覧ください。
~Telco向けサーバー HPE ProLiant DL110 Gen10 Plusで解決~
HPEは、RANソフトウェアをサポートする汎用サーバーとして、HPE ProLiant DL110 Gen10 Plus を昨年リリースしました。vRAN環境でパフォーマンスを発揮するためにはどのアクセラレーションカードを利用するかが重要なポイントになりますが、HPE ProLiant DL110 Gen10 Plusは複数のアクセラレーターをサポートしており、幅広いワークロードに対応することが可能です。
また、2022年2月には、KDDI様の導入事例を発表しました。この事例ではHPE ProLiant DL110Gen10 Plusが採用されており、いままさに仮想化された無線基地局の電波を利用されている方もどこかにいらっしゃるかも知れません。
~仮想を現実に~
このように、既にvRANは「仮想(imaginary)」のものではなく、「仮想(virtual)」化されたものとして現実に存在しています。専用機と汎用サーバーにはそれぞれの特性がありますので、今後当面の間は、専用機と汎用サーバーが混在することでしょう。しかし、RANのオープン化・仮想化の波はどんどん大きくなってきており、専用機だけの世界に戻ることはなさそうです。
HPEはこれからもRANアーキテクチャーのオープン化を推進することで、電気通信事業者様におけるTCOの大幅な削減と、イノベーションの促進に貢献していきます。
これまでのHPE OEM Solution関連のまとめはこちらをご覧ください。
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