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【連載 : Security-First vol.4】AIにもセキュリティ、BBQソースの作り方?
vol.1 でSecurity-First Networkingの概要、vol.2 でCampus LAN のゼロトラストの概要、vol3 では具体的なソリューションとしてDynamic Segmentationについて解説しました。
今回はちょっと視点を変えて、HPE Aruba Networkingが最も注力しているソリューションの1つでマーケットの中でも注目度が高い、AIソリューションへのセキュリティアプローチについて解説したいと思います。
AIソリューション by Aruba Central
Aruba Central は HPE が提供しているクラウド型のネットワーク管理ソリューションで、キャンパスネットワークをフルスタックで管理することができます。
Aruba Central の主な特徴は、上図の通りキャンパスネットワーク全体をどこからでも簡単に設定・管理できるところです。Web UI や APIを使って、ネットワークを Software Defined で操作することが簡単にできるようになります。
それに加え、クラウドで情報を収集、分析することで、ネットワークの運用管理にAIを活用したソリューションであるAIOpsの機能も充実しています。
AI Searchに生成AI, LLM を統合
2024年3月に、Aruba Central の AI Search 機能に生成AI, LLM を統合したことを発表しました。(プレスリリース)
これにより、AI Search の検索結果が劇的にアップデートされ、Aruba Central を使ったネットワーク運用で困ったことがあれば、AI Seach に聞けば回答が得られるようになりました。
プレスリリースにもある通り、Arubaの大きな強みは20年以上のマーケットでの経験値を活かしたデータソースを利用している点です。300万件以上のクエリと、1万件以上のドキュメントを使ったトレーニングを行い、独自のLLMを作り上げています。
AIへのSecurity-First アプローチ
今まで紹介してきたArubaのSecurity-Firstのアプローチは、ネットワークアーキテクチャにセキュリティの概念を予めビルトインすることで、ネットワーク全体で外部からの攻撃を防ぎ、外部への情報漏洩のリスクを抑えるようなものでした。
この考え方(=セキュリティの概念を予めビルトイン)を、そっくりそのままArubaのAIにも適用しています。
昨今AIの活用が進むにつれ、AIを介した情報漏洩などのセキュリティリスクが課題になっています。特にChatGPTのような生成AI、LLMはとても便利なので、なんでも聞きたくなってしまい、無意識のうちに社外秘の情報を入力し、それがプラットフォームベンダーへ漏洩してしまうといったことが起きかねません。Aruba も DLP (Data Loss Prevention) の機能でそういったリスクを軽減するソリューションを提供しています。
では、Arubaが提供するAIを使うときはどうなのでしょうか。
Arubaは、AIを安全に活用してもらえるよう、個人情報(PII)およびお客様を特定できる情報(CII)に対するSecurity-Firstのアプローチに取り組んでいます。具体的には、AI Search にお客様が入力した情報から、PIIおよびCIIデータを削除するといった前処理を実行しています。さらに、独自のLLMを自己完結型のプラットフォーム上にホスティングすることによって、お客様のデータセキュリティを確保しています。AIに関する外部連携インタフェースも持っておらず、お客様のデータが外部に露見することはありません。
BBQソースの作り方?
受賞歴にあるような美味しいBBQソースの作り方が知りたい時、ChatGPTやGeminiなどに聞くと、いろいろと教えてくれます。これは、インターネット上の様々な情報を元にAIのトレーニングを積み重ねているからできることです。
ArubaのAI Searchは、情報ソースはArubaのドキュメントなど、Arubaが保持している情報に限っており、トレーニングも含めて外部の不透明な情報を利用したり、クエリを外部に聞きにいくようなことはしていません。従って、残念ながらAI SearchにBBQソースの作り方を聞いても回答することが出来ません。
質問:How to make an award winning BBQ source?
インターネット上の情報も含めて、最適な情報を検索したい時は検索エンジンや、オープンなLLMをご活用下さい。
仮に他の生成AI、LLM系のソリューションでこの手の質問に回答が返ってくる場合は、情報ソースやクエリの外部連携がどのようになっているのかを確認してみて下さい。
Aruba事業統括本部 テクノロジーコンサルティング部
下野慶太
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