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アクセスポイントでIoTデバイスを管理する理由
Aruba Wi-Fi アクセスポイントのIoT機能
すでにご存知の方は多いと思いますがAruba Wi-Fi アクセスポイントは、2015年からBLEラジオを内蔵, 2017年からZigbeeラジオを内蔵しています。IoTメーカ独自のラジオに対しても各社のUSBドングルを利用しデータ転送することが可能になっています。
最初は位置情報ソリューションのためのBLEサポート?的な認識のユーザーも多かったと思いますが、実はWi-Fi アクセスポイントがWi-Fi デバイス以外のIoTデバイス(例えばBLE)もWi-Fiと同じ筐体でマネージメントしてしまおうというアイデアから生まれたものです。Wi-Fi以外の無線通信も結構得意です。
現在HPE Aruba NetworkingがWi-Fiラジオ以外のIoTラジオのサポートに注力し、様々なテクノロジーパートナーともに連携開発を行っている目的と理由について理解していたくことで、IoTデバイスを統合した今後のネットワークのあるべき姿が見えてくるのではないでしょうか。
そもそも会社設立時からエンタープライズ向けのWi-Fiシステムを提供してきたHPE Aruba Networkingでは、コントローラベースのアーキテクチャに基づいて、制御ポイントはローカルにおきながら、発生するデータを集約し、それを利用してシステム全体の負荷分散、高可用性、セキュアな環境を製品として提供してきました。コントロールする場所がクラウド環境に移っていく現在でも、同様のアーキテクチャを踏襲し、管理対象のアクセスポイントは、すべてArubaのクラウド環境であるAruba Centralで設定監視管理が可能です。もちろん、IoTデバイスのゲートウェイ機能の設定監視管理もAruba Centralで実施できます。
また無線ラジオに関する技術的な知見と経験をもっていることがIoTネットワークを設計する際に大きなアドバンテージになっています。
IoTデバイスの増加とデータの増加
IoTデバイスについて、ガートナーは、2029年までに150億台以上のIoTデバイスが企業インフラに接続されると予測しています(*1)。当然、IoTデバイスから生成されるデータも増加することになりますが、当然考えられることとして、IoTデバイスやGateway(受信機)が増えることによる企業インフラに与える影響が大きくなり、下記の課題解決が必要になってきます。
- ネットワークデザインの最適化
- トラフィックの管理
- セキュリティとプライバシー
- データの最適化と分析
IoTデバイスから得られるデータの活用
IoTのサービスを考えるときに、メーカーやソリューションを提供しているベンダのメニューには、[IoT - ゲートウェイ(受信機) - ネットワーク - サービスシステム]がワンセットになっている場合が多いのです。
もちろん、IoTデバイスの特性やそのデバイスが特定の目的のためだけに利用さるものであれば、理にかなった構成です。一方、Smart City、Smart Home、DXの推進の現場では、データ・ドリブンなサービスシステムに必要なセンサーデータやトラフィックデータが無いか、著しく不足しているという話をよく聞きます。
今後、DXの推進、システム連携の自動化やAIを活用するようなデータ・ドリブンなシステムを考えていくためには、現場に密着した様々なデータを可能な限りローデータとして収集する仕組みが必要になります。データレイクなどのデータ蓄積のソリューションにとって、欠かせないデータとしてIoTデバイスがセンシングするローデータに焦点があたっています。家電などでは、データとシステムが1対1の関係が成り立っていて、せっかくセンサーで情報をとっておきながら、それを他に活用する方法がありません。もう少しIT寄りの製品やサービスでは、APIを経由してデータを入手できたりしますが、それも、ある一定期間だけの蓄積だったり、加工後のデータしか入手できなかったりというのが多いのではないでしょうか?
本来、そこで発生しているデータは利用者のものであり、メーカーやそのシステムだけに使われるものではないというのが、実は一番大事な考え方になってきていると思います。HPE aruba Networkingが提供するIoT接続の概念は、データを特定システム以外にも転送してローデータを蓄積する基盤を構築する手助けになります。
HPE Aruba Networkingからの提案
1. IoTネットワークの部分最適から全体最適へのアプローチ
アクセスポイントをIoTのゲートウェイとして利用することにより、IoTデバイス毎に受信装置(ゲートウェイ)を設置管理することなくデータの送受信が可能になります。これによって、ネットワークデザインの最適化、トラフィックの管理、セキュリティとプライバシーの管理、データ転送、収集のシンプル化が可能になります。またAruba Centralを基盤とするNaaSを利用することで、リモートからの管理とサブスクリプションによる運用が可能です。
結果としてネットワーク全体の効率の向上、スケーラビリティの予測、保守の容易性が可能になり、全体的なコストの削減にもつながります。
削減したコストは収集したデータを利用した新しいサービスを提供するための研究、開発に投資することが可能になり、全体最適がより進み、利益を生むであろう新しいサービス作りに貢献するはずです。
2. データの重要性を念頭に考えられたアーキテクチャ
いまやどこにいっても設置されているWi-FiアクセスポイントをIoTのゲートウェイとして利用すること企業管理している信頼されたネットワークをIoTのデータサービスにも利用可能で安全性を確保できるほか、ネットワークを管理しているシステムのプロファイリングなどの技術により、つながっているデバイスの可視化と管理が可能になります。アクセスポイントからのデータ送受信は、REST APIやStreaming API(websocket/protobuf)を利用した接続方法と合わせて、クラウドベンダーが提供しているIoT HUBのサービス(Azure IoT HUBなど)への接続もサポートされており、デバイスやシステムに適した方法を利用可能です。
Wi-Fiシステムを提供してきた技術を利用して様々なセキュリティ機能も実装されています。
さまざまなIoT機器から得られたデータを自らのシステム基盤(データレイクなど)に収集し、利用することで様々なシステム間の連携(多要素データに基づく予測やシステム間の自動化、新しいサービスの分析など)が可能になります。
まとめ
HPE Aruba Networkingが提供しているアクセスポイントを利用し、IoTネットワークを全体最適化することで、DXの推進、AIの活用などデジタル時代における重要な課題解決のネットワークインフラを構築できます。これにより、IoTの本来の力である膨大なデータを最大限に利用し、新しいビジネスや公共サービスの構築に最適なソリューションを提供可能なネットワークインフラが構築可能になります。
(*1)Costello, K. (2021, February 8). “Gartner Predicts the Future of Cloud and Edge Infrastructure.” Smarter With Gartner. https://www.gartner. com/smarterwithgartner/gartner-predicts-thefuture-of-cloud-and-edge-infrastructure/
Aruba事業統括本部 テクノロジーコンサルティング部
水谷雅洋
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