HPE Blog, Japan
1819792 メンバー
3094 オンライン
109607 解決策
新規ポスト
MaiahS

ハラスメントのない職場を目指して!部下を持つ管理職 参加率100%のセミナーをレポート【HR News Vol. 19】

皆さん、こんにちは。

だんだんと寒くなり、お鍋のおいしい季節となってきました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。このブログでは、人事に関連するニュース、取り組み、制度、仕組み、考え方、またHPE Japanで働くメンバーについてご紹介しています。
多様な人財が生き生きと働き、企業の生産性を高めるために、ハラスメントを防止することは最も重要な要素の一つです。ハラスメント防止のためには、チームメンバーがハラスメントに関する正しい知識を持つと同時に、互いをリスペクトし合う組織作りが必要です。HPE Japanはハラスメントのない職場環境作りのためにハラスメント防止セミナー等の取り組みを継続的に行っています。

ハラスメント防止セミナー ~誰もが心理的安全性のある職場環境を目指して~

今年度は公益財団法人21 世紀職業財団 客員講師 中村香織氏をお招きし、7月に管理職向けを2回、9月に一般社員向けを2回行い、計4回セミナーを開催しました。

vol18_1.png

<講師紹介>
公益財団法人21 世紀職業財団
客員講師 中村 香織 氏

出版業界で編集業に従事後、米国ボストンに留学。
現地翻訳ソフト会社でインターン勤務も経験し卒業後、帰国。
2008年より、経営幹部育成コンサルティング会社にて、経営者・経営幹部育成のトレーニング企画を運営・実施。2010 年大手企業系教育会社にて、研修運営、講師・ファシリテーションを担当後、2011 年に独立。
現在は研修、コンサルティング他、企業の顧問やカウンセラーも務め、
経営者と社員をつなぐ役目を担う。

 

昨年、一昨年の開催時は、日本での各ハラスメントの定義など基礎知識を中心としたセミナーをおこなっていましたが、今年度はもう一歩進んだインシビリティ(礼節の欠如)という概念と、相談を受けた際の対応について説明を頂きました。
結果、一般社員の受講率は昨年比で2倍増加し、部下を持つ管理職は全員(100%)が参加しました。これはHPEにおける社員一人ひとりのハラスメント防止に対する意識の高まりと、会社全体としてハラスメントを許さない職場を目指す強い思いを示す結果となりました。

<管理職向けセミナー>

vol18_2.png

 管理職向けセミナーでは、基礎知識とインシビリティの概念、相談の対応に加えて「管理職としての留意点」「職場単位での意識啓発の勧め」について学びました。こちらの内容を手掛かりに、各リーダーがハラスメント防止の推進者としての役割になって頂きたいと思っています。

<一般社員向けセミナー>

vol18_3.png

 一般社員向けセミナーでは、基礎知識とインシビリティの概念、相談の対応に加えて「具体的な防止策」に焦点を当てました。アンケートのコメントからも、今後の行動指針になった等、具体例をもとに理解と認識が進んだと感じています。

<参加者の声(コメントは編集して掲載しています)>

  • ハラスメントの定義はアップデートされるので都度知ることが必要だと感じました。
  • インシビリティという概念を初めて知ったが、講義内容が分かりやすく理解することができました。
  • ハラスメントには明確なボーダーラインはなく、時代や立場、認識の違いで、ハラスメントの感じ方は違うと学びました。
  • ハラスメントの基準が少しでも明確になり、今後の自分の行動指針になりました。


働き方の多様化、ダイバーシティの推進など、働きやすい職場づくりへの動きが高まっている今、一人ひとりが、自分の言動が相手のこころにどのように影響するか、想像する余裕を持つことが必要です。今後もより良い職場環境を築いていくため、ハラスメント防止の啓発活動を続けてまいります。

こちらのブログでは、こうしたHPE Japan人事の取り組みについてご紹介していきます。次回の記事もぜひご覧ください。最後までお読み頂きありがとうございました。

【関連リンク】
HPE Japanはイクボス企業同盟に加盟しました!【HR News Vol. 18】
これまでのHR News 

 

0 感謝
作者について

MaiahS

`Human Resources`&`SEED Service Center` BLOG 【HR News】 日本ヒューレット・パッカードの人事制度や働き方、カルチャーについて発信していきます。