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「共育て時代」 の男性育休・子育て両立を学ぶ!『 くるみんCafé 』 開催レポート【HR News Vol.30】

このブログでは、HPE Japanで働くメンバーの紹介、人事に関連するニュース、取り組み、制度、仕組み、考え方等をお届けしています。
今回は、社員の仕事とライフイベントの両立支援にフォーカスを当てた「くるみんCafé」のレポートを中心に、イクボスHPE代表のメッセージ、仕事も育児もフルコミット!なワーキングファザーへのインタビュー記事紹介など、盛りだくさんでお届けします。最後までお楽しみください!

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くるみん Caféとは

仕事とライフイベント(育児・介護他)の両立、またその支援について考える「くるみん Café」を毎年開催しています。産育休と介護に関する支援制度の説明の他、専門家によるファイナンスや介護に関するセミナーの開催、また、制度案内だけでなく、産育休を経験した女性社員や男性社員がご自身の経験をこれから取得予定の社員に伝えるセミナーや、産育休を取得した社員の上司がノウハウやアイディアを共有する機会を設けています。

くるみん朝Café 「共育て時代」 の男性育休・子育て両立
〜パパも周囲も知っておきたい基礎知識~

●イベント概要

日程:9月13日(金)
時間:9:3011:00
形式:オンライン(Zoom)
   日本HP/HPE共同開催  日本ヒューレット・パッカード健康保険組合協賛

当日は、お子さんを持つパパ・ママはもちろん、男性の育児参加に興味のある方々や、職場環境をより良くしたい上司など、約45名の社員がオンラインで集いました。
ブログ編集チームもイベントに参加してきました。

【講師プロフィール】

画像2.png平野 翔太様
一般社団法人Daddy Support協会代表理事
慶應義塾大学医学部卒業後、産婦人科を経て現在は産業医として20社を担当。現場で「男性の育児環境」に問題を感じ、男性育児支援団体として(一社)Daddy Support協会を創設。経済産業省「始動 Next Innovator」に採択され、自治体・企業と協働した活動を進めている。また医療ジャーナリストとして単著「ポストイクメンの男性育児」(中公新書ラクレ)はじめ、多数のweb記事執筆・講演も行う。
産業医・産婦人科医、医療ジャーナリスト
日本医師会認定産業医、産業保健法務主任者(メンタルヘルス法務主任者)、第一種作業環境測定士、健康経営エキスパートアドバイザー、診療情報管理士、医療経営士3級(登録アドバイザー)、AFP(日本FP協会認定)

●イベントの様子

~オープニング~
講演前には弊社のイクボスHPE代表でもある金澤 光さんよりオープニングメッセージがよせられました。

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金澤さん:
皆様、こんにちは。普段はHPEでパートナー様担当のプリセールスを担当しています。イクボスHPE代表でもあります、金澤光と申します。
HPE日本HPも今、DEI推進に一つ力を置いていて、この中の取り組みの一つとして、「イクボス企業同盟」に参加しています。私自身が広くダイバーシティ、インクルージョンの活動に従事するようになり、この世界・分野は一つの言葉をとってみても、112というような決まった答えはなく、その意味や影響が多岐にわたっていると感じます。
色々な考え方があることを前提として、実績を持った方々の話を聞く、ベストプラクティスを共有し合うことも一つの進め方だと思いますし、様々な手法を学んでいくことも大事なことと思っています。
今回のテーマである育児に話を移しますと、私の親世代では、父親は仕事をして母親家庭を守るもの、というように完全な分業がされていたイメージがあります。現代では、女性が社会で活躍されている場面を頻繁に目にするようになってきていると感じます。
女性も社会に出るとした時に、「子供ができて、どのような形で育児をしていくのがベストか」と考えなくてはならない状況にあると思っています。本日は、育児参加、育児休暇の取得等について学ぶ機会として、セッションを楽しんでいただければと思います。(内容の一部を抜粋しています)

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~平野 翔太先生 ご講演~
第一部 講演(9:30~10:30)

  • 男性育休の現状
  • なぜ男性育休は取りにくい?
  • 父親個人が置かれている状況
  • 目指したい父親像
  • 育児・育休取得をより良く進めるコツ

第二部 (10:3011:00) 質疑応答

参加者はリモートで集い、穏やかな空気の中、平野先生のお話がスタートしました。
“子育てにおいて何より大事なのは「親が健康であること」。”
産後は睡眠と食事の時間を確保して、互いの健康維持に目を向ける。子育てを親だけで乗り越えなくて良い。医療機関や行政、親族や友人など、いざというときに頼れる人をつくってください。「受援力」を高めましょう。”とイベントを通じて、参加者にメッセージをくださいました。
最後には、参加者から寄せられた質問に答えていただき、育児に奮闘しているパパ、ママはもちろん、出産や育児がこれからのメンバーも「自分だったら…」と想像しながら、お話に聞き入りました。

●参加者の声

  • 周囲の人をもっと頼った方が良いという、新たな気づきがあった
  • 女性は妊娠すると周囲から仕事の配慮があるが、男性は子どもができたから仕事の配慮をして欲しいと自身から伝えないと配慮を受けることは難しく、また伝える機会自体も少ないと思った
  • 妊娠出産や介護の話などもっと気軽に出来る環境が望ましいと思う
  • 妻から夫に取って欲しい休暇日数と、夫から妻に取って欲しい休暇日数の理想に隔たりがある事に驚きと納得があった

セミナーに参加して良かった・気づきがあったなどプラスな意見が寄せられました。

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●あとがき

「くるみんCafé」の様子をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
パパ・ママとして、未来の選択肢にワクワクする一方、当事者になってみて初めて分かること、戸惑いや不安もたくさんあるのだと気づきました。HPE Japanで働く、多くのパパやママも子どもと向き合い、そして日々仕事にも向き合っています。

HPE Japanでの働き方や仕事と育児の両立について、もっと知りたい方は、Talentbookにて公開中の、HPE Managed Service のカテゴリーマネージャー吉田 憲吾さんのインタビューをぜひご一読ください!仕事では目標達成のためにパイプラインの創出やフォーキャスト管理を行う吉田さんは、育児・家事にフルコミットするワーキングファザーとして、2人の子どもを育てながら、仕事と家庭を両立しています。仕事と同様、男性にとっての育児へ関わることの重要性について伺っています。本編はこちら 『仕事も育児もフルコミット!ワーキングファザーの活躍が次世代の若手社員のロールモデルに』

これからも、このブログでは社員一人ひとりの豊かで充実した人生を応援する取り組みを紹介していきます。読んでくださった皆様にとって、前向きな気付きが1つでも多くあれば、嬉しいです。最後までお読み頂きありがとうございます。次回もお楽しみに!

【関連リンク】

これまでのHR News  
〈両立支援〉2月開催!くるみんCaféレポート【HR News Vol. 5
HPE Japanはイクボス企業同盟に加盟しました!【HR News Vol. 18

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作者について

MaiahS

`Human Resources`&`SEED Service Center` BLOG 【HR News】 日本ヒューレット・パッカードの人事制度や働き方、カルチャーについて発信していきます。